クスコのマクドナルドはちょっとだけ特別
世界中で大人気のバーガーチェーン"マック"ことマクドナルド。
ここクスコにも一店舗だけ営業しています。
でもペルーのアンデス山脈のど真ん中クスコまで来て、わざわざマックを食べる?なんて思いますよね。
それはもっともですが、実はクスコのマックは他ののマックの店舗とは違い、インカっぽさを強調している特別デザインな店舗なのです。
メニューの内容はペルー国内の他のマクドナルドと同じですが、そのデザインのためだけでも、マックファンの方は特に訪れる価値があるのではないでしょうか。
クスコのマクドナルドのロケーションはアルマス広場(メインスクエア)の大聖堂(カテドラル)の横という、素晴らしい立地。
横にはペルーレイルのオフィスやケンタッキー・フライドチキンなどが並んでいます。
クスコの歴史地区では、看板は黒で統一されているので、赤と黄色のお馴染みのサインもここでは黒です。
中に入ると正面にすぐカウンターがあります。
マクドナルド・クスコ店は、2階建てで、ホールは3つに分けられていて、インカの世界観(3つの世界)が演出されています。
インカの人は、下のような3つの世界があると信じていたと言われています。
(ケチュア語)
・Ukhu Pacha(ウクパチャ)地下の世界
・Kay Pacha(カイパチャ)地上の世界
・Hanaq Pacha(ハナクパチャ)天空の世界
まず、入ってすぐのカウンターのある部分は「地上の世界」つまりカイ・パチャです。
アンデスで沢山栽培されているトウモロコシがモチーフのデザインになっています。
そしてカイ・パチャのさらに奥には「地下の世界」つまりウク・パチャがあります。
地面の下らしく、アンデス原産のジャガイモがモチーフとなっています。
そして階段を上がって2階は天空の世界、ハナク・パチャです。
コンドルのデザインが格好いいですね!
このフロアにはキッズ用の遊具も設置されています。
これらの3つの世界の中で好きなところで食事をすることができます。
ハナク・パチャは子どもがいるとにぎやかですが、座席がソファで雰囲気も一番いいですよ。
また、一階の入り口付近にはカップルや2人組の方にお勧めのインカの石組み風のカップルシートもあります。
この席は2組しかないので、早い者勝ちですよ。
記念写真に良さそうなデザインです。
さてメニューですが、お馴染みのビックマックや、クォーターパウンダーなどに加えて、南米限定商品があります。
その名は「マックニフィカ」。
スペイン語で「素晴らしい、ワンダフル」のことを、「マグニフィカ(Magnifica)」と言いますが、それを「マック」ともじったネーミングですね。
マックニフィカの内容は、パティとチーズ、それにトマト、レタス、玉ねぎのトッピング、ソースはケチャップ、マスタード、マヨネーズと王道中の王道です。
特に南米っぽさや個性があるわけではないのですが、南米限定のバーガーなので、話のネタにもなるのではないでしょうか。
それから商品を受け取るとき、小袋のケチャップ類などではなく、小さなソース入れをくれます。
店内にはソースコーナーがあり、セルフサービスで好きなソースを必要なだけ自分でとることができます。
ケチャップ、マヨネーズに加えて、ペルー人の大好きな黄唐辛子(アヒ・アマリ―ジョ)のソースもあります。
マチュピチュ・ペルー旅行中は食べ慣れないペルー料理ばかり食べることになるので、味が分かる安心感のあるファストフード・チェーンで食事をするのも一度くらいはいいかもしれませんね。
McDonald's Cusco
Portal de Carnes No. 254 Plaza de Armas
営業時間は公式で情報が公開されていませんが、朝食7:00~ 朝マックあります。
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