マチュピチュ近辺の自然を楽しむならマンドルの滝へ
マチュピチュはアンデス山脈上にありますが、ジャングルにもほど近い場所にあります。ですから、マチュピチュの近くには熱帯の動植物が数多く生息しています。しかし、マチュピチュの遺跡自体は山の上にあり、その標高のためそれほど熱帯の動植物を見ることはできません。もし、マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)にもう一泊予定を割くことができるなら、お勧めしたいハイキングスポットがあります。それはマンドルの滝です。
マチュピチュ村から線路沿いに西の方向に徒歩で1時間ほどの距離にマンドルの滝はあります。線路はウルバンバ川と並走しているため、道中はずっと水音がしています。上り下りはほとんどないので、1時間の徒歩もさして苦にはなりません。
マンドルの滝は私有地の公園で入場は有料です。外国籍の旅行者は10 Solesを支払い、ゲートの鍵を開けてもらって入場します。
入り口付近は熱帯植物が植えてある、簡素な植物園となっています。バナナの木もありました。
植物園を過ぎると、3つある滝に向かう自然の公園となります。小川が公園内を流れています。湿気があり、ジャングルらしいうっそうと植物が茂る森を抜けていきます。
途中、小さい蝶が群生していました。
最初の細く長い滝です。奥の方の木々には色鮮やかな鳥が数羽飛び交っていましたが、写真に収めることができませんでした。
公園の一番奥にある3番目の滝は流れが激しく、離れていても水しぶきが飛んでくるほどでした。
一緒に行ったペルー人の少年たちはビニール合羽をかぶりながら、滝で水遊びをそれはもう楽しんでしました。
帰り道に見た20cmほどもある巨大なヤスデです。これ以外にも昆虫類と鳥類は色々な種類を目にすることができました。
マチュピチュ村から徒歩で往復合計4時間ほどで、気軽にジャングルの雰囲気を感じるハイキングができます。
木陰と小川で爽やかにリフレッシュされること間違いなしです。
もし、アグアスカリエンテス村で時間があるなら、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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