フランス語学習④思う penser / croire / trouver / supposer の違いは?

公開日 : 2021年09月25日
最終更新 :

フランス語辞書で「思う」を調べてみると、penser / croire / trouver / supposer が出てきます。この4つの動詞、フランス人はどのように使い分けているのでしょうか?

2021-9-300.JPG

■penser →「論理的な理由から、そう思う」→ 考える

例  Je pense que le tabac est mauvais pour santé. タバコは健康に悪いと思う。

■croire →「論理的な理由がなくても、信念、信頼、愛情などからそう思う」→ 信じる

例  Ses parents le croient innocent. 彼の両親は彼を潔白だと思っている。

■trouver →「実際に体験した個人的な評価として、そう思う」→ 感じる

例  Je trouve ce film intéressant. 私はこの映画をおもしろいと思う。

■supposer →「自分の中では、そう思う」→ 推測する

例  Je suppose qu'elle est ambitieuse. 彼女は野心的だと思う。

この4つの動詞はそれぞれほかにも意味がありますが、「思う」という意味で使う場合はそれぞれ、考える/信じる/感じる/推測する、というニュアンスの違いがあります。フランス語を始めるとすぐ基本単語として出てくる「penser」。ほか3つの動詞を合わせて覚えていると、フランス人がどういう意味で「思う」と言っているのかよく理解できますね。

2021-9-301.JPG

筆者

フランス特派員

ティエリー

南フランス / コートダジュールでフランス人の夫&猫と暮らしています。現地から素敵な写真、おいしい写真もお届けしています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。