シャモニー1日目、モンブランと大自然「氷の洞窟」

公開日 : 2020年08月12日
最終更新 :

2020年7月、念願のシャモニーへ行ってきました。今回のヴァカンスは人混みを避けて自然のなかで過ごしたかったのです。

日本からの観光はまだ難しい状況ですが、せめて写真でお楽しみください。

Chamonix-Mont-Blanc シャモニー=モン=ブランはフランスの東部、オート=サヴォア県にあります。モンブランの麓にある登山、スキーリゾートとして日本でも人気のシャモニー。

こちらがモンブランです!

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山頂に雲がかかっていましたが、その美しい姿に感動。

その名の通りモンブランは白く、雪に覆われていますが、麓の町、7月のシャモニーは夏服です。登山はしなくても、夜は冷え込むことがあるので夏でもジャケットなど、羽織るものを持って行った方がよいでしょう。

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私は今回本格的な登山はせずに軽いトレッキングのみの予定でしたが、少し厚手のジャケット、薄い撥水加工のマウンテンパーカー、トレッキング用のTシャツ(長袖、半袖、ノースリーブ3種)、トレッキング用パンツ(膝丈とくるぶし丈2種)、トレッキングシューズ、トレッキング用靴下、UVトレッキング用帽子、スポーツ用サングラスを用意。出発前に毎日天気予報をチェックしていましたが、山は毎日のように予報が変わり、行ってみなければわからないので、上記の服装を用意して現地で当日の天候によって服装を決めることにしました。これは後日、正解だったと確信することになるのですが......

1日目、まずは少しずつ標高の高さに慣れるため、登山電車でモンタンヴェール展望台の観光から始めました。

SNCFのシャモニー=モン=ブラン駅のそばにあるモンタンヴェール行きの登山電車はこちらの駅から。

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かわいらしい赤い登山電車。

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7月のこの時点では駅構内に入るときからマスク着用。フランスでは地域や場所により屋外でもマスク着用が義務になっているところがあります。出発前には確認が必要です。

マスク着用で電車に乗り込み、登山電車の駅から出発。今日はなんだか曇っています。

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座席は自由ですが、駅を背にして左側の窓側席がおすすめです。右側は山側斜面に沿って走るので山々の景色を眺めるなら進行方向に向かって左側窓側へ。

この登山電車は乗客が入れ替わるたびにスタッフが座席や手すりを消毒していました。

展望台までは景色を観ながら20分ほど。曇ったり晴れたり。

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登山電車で展望台のみの観光であれば履きやすい靴と身軽な服装で大丈夫ですが、ここは展望台から移動して氷河観光ができます。ここまで来たらせっかくですからぜひ氷河観光をおすすめしますが、その場合はかなり階段を上ったり降りたりがあり、この日も夏とはいえ山頂は肌寒く、曇り、小雨、晴天と5分おきに天候が変わり、服装に悩みますが、私はトレッキングシューズ、くるぶし丈パンツ、半袖Tシャツに薄手の長袖カーディガンを重ね、薄い撥水加工のマウンテンパーカーを持って行きました。観光途中Tシャツ1枚になったり、カーディガンを着たり、マウンテンパーカーを羽織ったりと目まぐるしく気候が変わりました。

展望台駅に到着するとなんだか雲が......

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展望台からの風景。

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わずかな時間で天候とともに風景が変わり、山は生きている、と感じます。

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この展望台からロープウェイで氷河と「氷の洞窟」へ向かいます。

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ロープウェイで下ると長い階段が続いています。

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少し青く見える氷河。

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氷河を観ながらドンドン階段を降りて「氷の洞窟」へ。

洞窟の入口付近は氷が溶けて水が滴っているのでマウンテンパーカーのフードをかぶり、とおります。

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幻想的な美しさ。

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大自然の時の流れを感じますね。

「氷の洞窟」を出ると長い階段を今度は上ることになるので、標高の高さに慣れていない方、運動不足の方には少しきつく感じられるかもしれません。

階段のあとは再びロープウェイで展望台へ戻ります。先ほどの天候がウソのように晴れています。

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次回はシャモニー2日目、トレッキングとおいしいチーズです。お楽しみに!

筆者

フランス特派員

ティエリー

南フランス / コートダジュールでフランス人の夫&猫と暮らしています。現地から素敵な写真、おいしい写真もお届けしています。

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