8月1日観光入国再開に向けた「ガイドライン」を基に、徹底解説します!(2020年6月12日現在)

公開日 : 2020年06月13日
最終更新 :

スリランカは2020年8月1日から、観光入国再開ということで動いております。

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先日、第一報をお伝えいたしましたが、6月8日スリランカ観光局から「観光ガイドライン」が発表されました。

79ページにも及ぶ、分厚いガイドラインの書類を入手できましたのでお知らせいたします。

VISAに必要な書類とは? 入国時は? 入国後の行動など、発表されたガイドラインを基に解説できたらと思います。

・スリランカの滞在日数が、5日以上が対象となります。

これがまず、日本人には敷居が高くなりますね......

・あらかじめ、オンラインで観光VISAの取得が必須です。

アライバルVISAに関しては、追って通知があるまで、保留されます。

・オンラインの取得する観光VISAに必要なもの

1.旅行保険

2.帰りの航空券のチケット

3.旅行中のすべての日程、宿泊の事前予約表(観光局の認定したホテルにかぎります)

4.スリランカ到着72時間以内のPCR検査の陰性の証明書

PCR検査を、到着の72時間以内に受けて書類を受け取らないといけません。

これもけっこうハードルが高くなりますね。

こうしてVISAを取得して、PCR検査の陰性証明書。

これらがないと、飛行機にも乗ることができません。

・VISA料金について

観光VISA料金に関しては、追って通知があるまで、$100と決定したようです。

ただ長期滞在を促進したいので、緩和するための関係当局による協議が始まったとのことです。

1年間に複数回入国できるような、マルチプルのVISAを考えているようです。

詳細はまだ決定していませんが、続報が入りましたらお知らせいたします。

・入国に際の注意点

飛行中につけていたマスクは処分し、空港に入る際には、新しいマスクを着用する。

石鹸での手洗い、靴の消毒が必須項目。

人との距離を、1.5m以上保つこと。

挨拶は、スリランカ伝統の「アーユーボーワン」(手を合わせる)のみが許され、握手やハグ、キスなど接触する挨拶は禁止。

全員、体温のスクリーンニング(検温)が義務づけられており、37.4度以上の場合は、空港の保健所が紹介され、場合によっては隔離される可能性もあります。

・入国審査での注意点

到着するすべての乗客は、記入済みの健康宣言フォーム(HDF)を提出する必要があります。

PCRレポートを含む、すべての必須文書を提示する必要があります。

旅行保険、旅行/滞在の詳細、健康カウンターの、観光客の個人情報。

入国手続きが完了したら、観光客は必須のPCRを受ける必要があります。

キャッシュレスまたは非接触型決済の使用を奨励して、支払いプロセスと現金処理を減らします。

なるべくクレジットカードやデビットカードなどお持ちください。

キャッシュレス化は、この機会に世界的にも進んでいくでしょうね!

空港からの移動は、旅行会社またはホテルなどが手配した車に乗ることになります。

バスなどの公共交通機関は、現時点では観光客は利用できません。

1泊目はコロンボ、ネゴンボ、空港周辺に限られます。

・旅に出たあとの注意点

常にフェイスマスクの着用が、義務づけられています。

滞在および立ち寄りは、観光局の認定したホテル、レストラン、ショップなどに限られます。

PCR検査に関しては、到着時の空港で1回、5〜7日の間に1回、10~12日の間に1回(10日以上滞在の場合)、の合計3回のPCR検査が義務づけられます。

また、熱や症状が出た場合も、PCR検査の必要があります。

8月から観光入国再開するものの、けっこう厳しいハードルがあり、すぐの渡航は難しいかもしれません?

また今、協議中のことも多く、まだ詳細不明なこともあります。

2020年6月12日時点での情報であり、今後変更や追加や削除される項目なども出てくる可能性もあります。

追加の情報が入りましたら、また更新させていただきます。

YouTubeの動画に、まとめましたので

ご確認していただけますと、詳しい内容がより理解できると思います↓

「6月8日スリランカ観光局発表の観光ガイドラインを基に徹底解説 VISAに必要な書類とは?入国時は?入国後の行動は?」

筆者

スリランカ特派員

スリランカ案内人 うっちゃん

魅力溢れる光り輝くスリランカを日本の皆さんに知っていただきたい! その想い一つで20年間スリランカ啓発活動をしてまいりました。

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