伝統の正月行事!スリランカのお正月は、毎年4月です!

公開日 : 2016年04月21日
最終更新 :

スリランカのお正月は、4月です。

毎年4月の13日か14日が新年明けになり、占星術によって毎年変わります。

2016年は、13日の夜7時48分に新年を迎えました。

各地で爆竹や花火が打ちあがります。

このあたりは、どこの国でも一緒でしょうか?

そしてスリランカ伝統の正月行事はこのあと

8時06分にミルク炊きこぼしの儀式で始まりました!

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火を付けるタイミングが、8時06分

1分たりとも遅くなることは許されません。

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通常のスリランカでは、ほとんど考えられませんが、きちんと準備がなされます。

そしてキレイに炊きこぼれると、この年はよい年になるとされています。

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このあと、新年食べ始めの儀式が、8時54分

一家の長が、お正月料理を家族全員に手で口に入れてあげます。

この開始時間が8時54分、この儀式のあと、全員でお正月の料理を食べます。

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日本でいったら、お赤飯のような存在の、ミルクライス!

ココナッツミルクでご飯を炊いたものです。

そして伝統のお菓子

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日本人的には、かなり甘いお菓子たちなのですが・・・

日本でいったら、おせち料理のようなもので、縁起物なので、少しいただきますが!

そして仕事はじめに、家を出るベストな時間が、18日の朝6時27分

このように行事のすべてに時間が決まっていて、その時間は1分の遅れもなく、こなされていきます。

いつもはまったり、ゆっくりと流れていく時間

時間は守られないのが普通なのですが、この正月だけは、きっちりと時間が守られます。

なんでも、この行事を時間通りにやらないと、その1年は、あまりよくない年になるとか?

毎年言っていることですが、きちんと時間守れるなら、これ毎日やってほしい・・・(笑)

敬虔な仏教徒の多いスリランカでは、お正月も白い服を着て、お寺におまいりに行きます。

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正月のこの期間は、帰省や旅行などへ出かけるため、コロンボは静まりかえっています。

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4月中旬のこの時期は、毎年正月でお休みのお店も多いので、スリランカへのご旅行の際は、ご注意ください。

筆者

スリランカ特派員

スリランカ案内人 うっちゃん

魅力溢れる光り輝くスリランカを日本の皆さんに知っていただきたい! その想い一つで20年間スリランカ啓発活動をしてまいりました。

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