スリランカにナノキャブ登場!

公開日 : 2011年11月26日
最終更新 :

スリランカに来た事がある人ならご存知だと思いますが、この国は日中の日照量が半端ではありません。現地の人でさえ女性等はカサをさして歩いている程です。

日本からタイトなスケジュールでスリランカに来て、タイトなスケジュールで街を廻りたいけれども、あまりの暑さに戸外を歩くのも大変で、しかも道路の整備も悪いので、苦労ばかり!という事も多いのでは無いかと思います。

(なので、スリランカへ来る時はヒールのある靴以外にもう一足普段履きの靴をお持ちくださいね)

nanotaxi00.jpg

写真:タタ・ナノに関するNews記事(From Daily Mirror)

さて、そんなスリランカで観光の強い味方といえば、乗り物です。スリランカ、特にコロンボ市内には、色々な乗り物があります。

1)バス

2)列車(電車ではなく列車になります)

3)タクシー

4)トゥクトゥク

nanotaxi01.jpg

写真:スリランカの街を疾走するトゥクトゥク(スリーウェーラー)

スリランカの交通インフラはまだ整っているとはいえません。それで、日常の足として利用するのは、どうしても自動車等が中心になります。中でもバスは種類、路線、本数共にバラエティに飛んでいます。しかも「国営のバス会社」と「私営のバス会社」があり、長距離バスと近・中距離バス等もあり、路線が分からない外国人が利用するのは結構たいへんです。

そこで便利なのが、

3)と4)のタクシーやトゥクトゥクです。

" src=

写真:最近お目見えした「PIAGGIO」のトゥクトゥク。

タクシーにはホテルタクシーというホテルに付いているタクシーがあります。これは大変快適で便利で気軽で・・・乗るのもホテルの入り口で手配が出来るのですが、料金が結構高額になります。スリランカでは観光客に対して観光地では「外国人値段」というものを導入していますが、このホテルタクシーはイメージとしては外国人値段といったところで割高感は拭えません。

それでは格安の「トゥクトゥク」はどうかというと、まだメーター等が付いている車体は一部で、旅行者は市内の移動の料金の大雑把な金額も把握できない為、乗る度に料金がバラつき、戸惑うことがあるかもしれません。運転手は相手を見て金額を請求してくる事もあります。また、時々、

「あなたの思うお金を下さい」

と言われる事もあります。

それじゃあとお金を払うと

「これじゃ少ない」

と言うのです。

だったら始めっから幾らか言ってくれれば良いのに!と正直思います。日本人にとるとこれがカルチャーギャップというものなのか?と途方にくれてしまうようなコミュニケーション方法です。そうした色々な事があるので、実際にトゥクトゥクに乗るのを嫌がる駐在の人も少なくはありません。

それではそうゆう人はどうしているかというと車を所有しており、移動にはその車を利用する事がほとんどです。それでも、夜遅く迄飲む時等はずっとまたしておく訳にもいかないので、利用するのが「無線タクシー」です。コロンボには実は無線タクシーが結構ありこれが格安で便利です。ただ街を流している車は少なく、基本的には、電話で依頼をして、送迎を頼むという使い方になります。

この無線タクシーはちゃんとメーターも付いているし、運転手は基本的な英語も話せるのでとっても便利です。そしてこの度、この無線タクシーの市場にTATAnanoを利用した「Nano cab」というタクシー会社が新規参入しました。

nanotaxi03.jpg

写真:バスの横を走るナノキャブ(車内より撮影) バスト並ぶとやはり小さいですね。※この白いバスは「私営バス」になります。スリランカの国営バスは赤で、やはりTATAの車体が利用されています。

このナノキャブですが、プライベートリミテッドナノキャブという会社が運営するもので、同社は当初25台でスタートし、年内には200台を目指すとの事。この車にはすべてタクシーメーターとGSPトラッキングシステムとクレジットカードリーダーも装備されており、初乗り料金は最初の5キロが50スリランカルピーでその後距離が長くなればその値段は低くなり、10キロ後には、30スリランカルピー程度の金額になるのだそうです。

電話番号は 112‐67‐6767 ただ大変な人気で未だに込んでいて、2時間待ち等もざらなのだそうです。コロンボへ旅行で来た時は待つのを覚悟して使ってみるのも面白いかもしれません。

\n

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。