高騰か?暴落か?白アスパラガスの季節がやってきました

公開日 : 2020年04月06日
最終更新 :

ロックダウンで何もすることがないドイツです。

こういうときは食べる以外の楽しみがありません。

ドイツの春は何はなくとも白アスパラガスです。

どこのレストランへ行っても白アスパラガスのメニューを頼むことができます。ドイツ人は誰もが白アスパラガスが大好きです!

(ドイツではレストランで白アスパラガスを提供できる時期が明確に決まっています)

ところが、ロックダウンでレストランは全店休業!!

このため白アスパラガスが余って値段が暴落するだろうといわれています。その一方で、ドイツでは白アスパラガスの収穫をロシアやポーランドからの季節労働者に依存しているのですが、季節労働者が国境閉鎖でドイツに入国できない(また新型コロナウイルス感染を恐れて入国したくない)ため、収穫されないままアスパラガスが土壌に放置せざるを得ない可能性も高まっています。こうなると白アスパラガスの値段は高騰してしまいます。この深刻な状況を受けてドイツ国内で手伝いを募っているようですが、なかなか思うように集まっているわけではないようです。

ドイツ産のアスパラガスが高騰するのか暴落するのかは、あと1ヵ月ほど様子を見ないとわからないですが、今の時期も白アスパラガスをスーパーで目にします。スペインやギリシャ産のものが多く、ドイツ産よりもだいぶ手頃な価格です。私が今回買ったのはスペイン産で500g、€2.99でした。ちなみにいつ行ってもほぼ売り切れ状態で、白アスパラガスの人気具合がうかがえます。

ドイツでもっともメジャーな食べ方はゆでた白アスパラガスにオランデースソースをたっぷりかけ、ハムとポテトを付け合わせにします。

今回は白アスパラガスのおいしいゆで方(2人分)を紹介します。

〈材料〉

白アスパラガス 500g

塩 小さじ1/2

砂糖 小さじ1

水 700ml(使う鍋に合わせてください)

バター 大さじ1

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1.写真の親指くらいから下の皮をしっかり剥いてください(剥いた皮は捨てないでください)。こんなに分厚く剥いていいの?ってくらい剥いちゃってオッケーです。白アスパラガスは日本でよく見かけるグリーンアスパラガスよりもずっと大きく太いです。そのため皮が分厚く、茹でたあとでも皮が柔らかくなりません。少しでも剥いていないところがあると歯ざわりが最悪ですから豪快に剥いてください。

2.下から2㎝は苦いので、切ってください(切った下2㎝は捨てないでください)。

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3.アスパラガス、残りの材料と先ほど切った下2㎝と皮をすべて鍋(水がかぶればフライパンでも可)に入れてください。私のように縦に入れる場合は、水がすべてかからなくても問題ありません。ちなみに私が使っているのは、アスパラガス専用の鍋です。

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4.20〜30分ほど茹でてください。これで完成です! とっても簡単。あとはじゃがいも(好みでマッシュポテトでも蒸したじゃがいもでもなんでもOK)とハム(私は生ハム派です)を同じ皿にのせて、オランデースソースをかけてください。

オランデースソースは、クノールやマギーなどさまざまなブランドからインスタントが販売されています。粉を250mlの水で溶かし、250gのバターを入れて、溶けるまで火にかけてできあがりです。ちなみに私はクノールが好みです。

asparagus1.jpg

召し上がれ~。

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