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フロイデンベルク〜17世紀の姿をそのまま残すモノクロの街〜

カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2018年3月 9日

こんにちは。
ロシアからの寒波で冷え込んでいたヨーロッパですが、ようやく少しずつ暖かくなってきました。


ドイツには古い街並みを残す街がたくさんあるのですが、
日本でヨーロッパの美しい街30に選ばれたフロイデンベルク(Freudenberg)へ行ってきました。


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フロイデンベルクの歴史


フロイデンベルクの村と城砦が文書に初めて記載されたのは14世紀末のことです。
その後、1456年ナッサウ伯ヨハン4世 がフロイデンベルク住民に自由権を授けました。
1540年に火災により城と村が全焼し、城と村の再建が行われましたが、
1666年に今度は落雷により一つの建物を残して、城を含む村全体が全焼してしまいました。


城の再建は行われませんでしたが、ナッサウ=ジーゲン公ヨハン・マウリッツ の命により
それまでの地割り通りに村の再建が行われました。


いまフロイデンベルクの旧市街に残っている木組み建築の街並みは、
修復を行っているとはいえ、17世紀半ばからほとんど変わりません。
400年近く前に全く同じ空間の中、人々が生活していたと思うとロマンを感じます。






フロイデンベルクへの行き方


ケルンからは電車とバスを乗り継いで2時間ほどかかりますので、
初めてのドイツ旅行で行く人はなかなかいないのではないかと思います。


ケルンから電車だけで片道24.60ユーロですが、複数で行くのであれば、
ケルンとフロイデンベルクのあるノルトライン・ヴェストファーレン州内1日乗り放題券(5人用)を
利用すると45ユーロ(2018年3月現在)ですので、断然このチケットの購入をオススメします。


このチケットがあれば、バスにも乗り放題です。




まずはケルン中央駅やケルンメッセ/ドイツ駅からジーゲン(Siegen)へ向かいます。
乗り換えなしだとおよそ1時間半です。


ジーゲンで、54番線か55番線に到着したら、進行方向右に向かうとバスターミナルが見えてきます。
バスターミナルのFに来るR37またはR38というバスに乗ってください。バスは30分ごとに来ます。


バスに乗るときには乗り放題券を見せてください。
そしてFreudenberg Bahnhofstrというバス停で降りてください。
ここからだと街を一望できるKurparkという丘に近いのです。
しかし終点まで行ってもそこまで遠くないので、万一乗り損ねてもあまり心配する必要はありません。


ちなみにちょうどいいバスがなくて、ジーゲンからタクシーに乗ると30〜35ユーロです。




到着すると一見ただの田舎町です。
バス停を降りて、来た方向に向かって少し歩いたら、写真のレストランのところを左に曲がって
道なりに坂を登ってください。
(帰りのバス停はこのレストランから道を渡ったところにあります)


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登っていくとちらほらと木組みの家が出て来ます。
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またこんなものも。
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フロイデンベルクが炭鉱で栄えたことを示唆しています。
私は最初「父」に見えました。


小山が出てくるので、階段を登ってください。
てっぺんに登るまでいくつもの撮影スポットがありますので、登りきる前に
絶対に後ろを振り向いて景色を確認してください!


私は一つ目の階段を登りきったあたりの景色が一番美しいと思います。


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冒頭で「日本でヨーロッパの美しい街30に選ばれた」と書きましたが、ドイツ人にはあまり知られていません。
夫も「何でフロイデンベルク?」と首を傾げていたのですが、この景色を前には二人で息を飲みました。
二人だけでモノクロの世界を堪能しました。


旧市街自体は小さく、大きな通りは3つしかないのですが、小鳥のさえずり以外何も聞こえてこない
17世紀当時そのままの小都市を歩いていると、まるで別世界に紛れ込んでしまったように錯覚しそうです。
あまりに非現実的な空間で実際、旧市街に住んでいる人々もいるのが不思議に感じられます。


訪れたのは日曜日だったのですが、滞在している間に見かけた観光客らしき人の数は10人ほど。
後日、お客様とも平日に訪れたのですが、見かけた人は変わらず。


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残念ながら、いわゆるおみやげ屋さんはありませんが、Markstrasseにはハンドクラフトの店、
Unterstrasseには街を紹介する博物館(日曜・火曜は定休日)があります。


こちらは1666年に村全体が全焼した時に唯一無事だった建物です(住所:Kölner Str.3)。
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街を一望できる高台からも見えるフロイデンベルクの教会は、福音主義教会(いわゆるプロテスタント)です。
教会は屋根を見るとカトリックかプロテスタントかがわかるのをご存知ですか?


カトリックは雄鶏が屋根のてっぺんに、プロテスタントだとシンプルな十字架があります。
大聖堂だとそうだとは限りませんが、小さな教会を見かけた時にはぜひ確認してみてください!

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教会に入ると、すぐ右にある本。
第一次世界大戦と第二次世界大戦で亡くなったフロイデンベルク出身の人々の記録でした。
フランス、ロシア、オーストリア様々な国で亡くなっているのがわかります。

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旧市街にはホテルやレストランがいくつかありました。
旧市街一番のホテルHotel zur Altstadt のレストランはイタリアン。
他のレストランに比べてもちょっとお値段はお高め。ランチとディナーの間の14時半以降は閉まっているのでご注意ください。


このホテルの手前にも2軒レストランがあるのですが、私が食事をしたのはMarktstrasseにあるFleckerei


メニューは英語の用意もありました。
オススメを聞いたところ、ランプステーキとシュニッツェルのマッシュルームソース添えと言われたので、
私はシュニッツェル(薄くしたカツレツのようなもの)を頼みました。
軽くしたい場合には黒パンのサンドイッチ(Strammer MaxやStrammer Lachs)もあります。


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大ボリューム!そしてすごく美味しい!しかもすぐに出て来ました。
これで11.90ユーロでした。


どこでもそうですが、都会から離れると美味しい料理をお手軽に食べられるのがいいですね。




最後に、フロイデンベルクはとても小さな町で、1時間もあれば十分見ることができます。
ここに来るときはジーゲンの旧市街やお城も合わせて見ることをオススメします。

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まり・ミュラー

ドイツ・ケルン2特派員のまり・ミュラーが現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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名前:まり・ミュラー

まり・ミュラー

結婚を機に2015年ドイツに移住しました。本業の英日翻訳をする傍ら、ケルン・ボン・デュッセルドルフを中心に観光ガイドや通訳も行っています。ケルンを中心に日本ではあまり馴染みのないドイツの文化を紹介していきます!美味しい食べ物に目がないのでレストラン情報やドイツ料理について多くなりがちですが、ドイツに少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。 DISQUS ID @disqus_AjdakSpH0c

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