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【シカゴでがんばる日本人】アメリカの大地を大型トラックで駆け抜ける・その1

カテゴリー:交通・鉄道・航空 投稿日:2021年9月30日

ハロー! ワッキ―まゆみです。
最近のわが家、車やバイクなどいろいろ出費がかさんでいます(涙)アメリカは車社会で、車なしでは本当に不便なんですよね。ひとり1台となるとわが家5人家族なので5台!? それに夫はバイクに乗ってるしガレージに入りません......これからやってくる極寒のシカゴで車を外に出すの嫌だなぁ。って、今どきの車って昔のように暖機するんですか?と疑問に思う私です。

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アメリカで大型車の免許を取得し、大きなコンテナを引っ張る大型トラックドライバーとなり忙しくも楽しくハンドルを握る日々を送っているアメリカントラッカーチャンネルのShawnさん(アメトラショーンさん)とPunkさんのおふたりにインタビューをさせていただきました。
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仲良しのShawnさんにPunkさん。まずは珍しい女性の大型トラックドライバーのPunkさんからご紹介。

Profile
Punk(Mayumi Moneybrake)
1968年...東京都出身
1986年...情報処理専門学校へ通うも翌年中退
1987年...某建設機械販売入社 OLになる
1990年...トラックドライバーに転職
1995年...ヘリコプターの訓練で初渡米
1996年...自家用ヘリコプターパイロット合格
日本とアメリカを5回程行ったり来たり。働いては渡米し事業用ヘリコプターパイロットになるための訓練の続きをしていたが、いろいろな事情によりギブアップ
2000年...再びアメリカでトラックドライバーになり現在に至る

ワッキーまゆみ
こんにちは、ここアメリカで大きな大型車のトラックを運転し、さまざまな荷物を運んでいるアメリカントラッカーのおふたり、廣井さんとパンクさんにトラックにまつわるお話をいろいろと聞かせていただきます。まず最初にインタビューさせていただくのは、カリフォルニア在住で、今回イリノイ州に仕事で訪問している女性のPunkさん。アメリカで日本人のトラックドライバーをされているだけでもなかなか珍しいのに、ましてや小柄でとっても優しそうな女性のドライバーさんということ事興味を持ってしまった私です。そのトラック運転手になったきっかけはなんですか?

Punkさん
1990年に日本でOLをしていたんですけど、その会社が重機関連で、大きなトラックに重機を乗せて毎日会社に来ていてそれを見てカッコいいなぁ~と思ったのが始まりでした。OLも合ってないなぁ......と思っていたのでまずは4トントラックを動かせる普通免許を持っていたのでそこから始め、半年後にはトレーラーに乗ることになりました。

ワッキーまゆみ
大手重機企業のOLを経て、そこで見た大型トラックに魅了されての転職だったんですね。
それが今に繋がるということで、現在のお仕事はどんなことをされていますか?

Punkさん
私の現在の仕事は、オーナーオペレーターと言って、自分の会社を作り、自分の車で自分で探した仕事や荷物を自分の車で運転し運んでいます。日本でいうところの、個人事業主でしょうか。好きな仕事を選ぶことで、好きな行き先も決められるということです。

ワッキーまゆみ
ということは、社長さんということですね?

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こんなにも大きなトラックを運転し、さらには後ろに大きなコンテナを引っ張っての運転。かわいらしいPunkさんが運転するとは驚きです。

Punkさん
そうですね、自分ひとりしか従業員はいませんが(笑)ブローカーさんが持っている仕事のリストがあるので、そこから自分で行きたい場所や、値段を探して決めます。ルートも自分でパズルのように組み合わせて決められるのでアメリカ横断ができる感じですね。

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安全運転をし、細心の注意をしているPunkさん。ヘルメットや、蛍光ベストが似合う!

ワッキーまゆみ
へー、それはおもしろい仕事の探し方ですね。組み合わせによっては本当にアメリカをぐるぐる回ってお住まいのカリフォルニアに帰れるってことですか? すごい壮大でスケールが大きいと思いますが、そのドライブ中の楽しみとかは何ですか?

Punkさん
自分でルートを決める、それもできますがいろいろ探して組み合わせるのがけっこう面倒くさいということもあるんですけど、まっそれも含めて楽しいですけどね。ドライブ中の楽しみは、音楽が好きなのでラジオ、CDでカントリーやロックなどけっこうなんでも聴きます。以前はX Japanを聴いてました。その昔、私はよく知らなかったX Japanのアメリカ初ツアーでのライブをオークランドで観ることができて、そのチケットをなんと$30で買いメンバーの顔がしっかり見られる近さで本当にラッキーでした!

ワッキーまゆみ
それはすごい貴重な経験ですね~。次の質問は、トラックを運転していて楽しいことは何ですか? そして逆にたいへんなことはありますか?

Punkさん
やっぱり景色、風景は州ごとで違うのでそれを見るのが楽しみですね。季節や州によって風景の色が違ってきて、キャニオンを走ると赤土なので全部黄土色に見えたり、シカゴの方に来たら今の夏の時期は緑がきれいですね。自営で自分のトラックなので故障したときが泣きたくなるくらい困ります。

ワッキーまゆみ
なるほど、故障とかは個人の持ち物なので自分の責任になるわけですね。

Punkさん
そうなんです、まずはレッカー車の手配、ダメージの把握などして、動ける場合はトラックストップの修理屋まで自分で運転して直してもらいますが、運転できない場合はレスキューとか来てもらわないといけなくて、保険とかきかないので全部自腹なことがたいへんなんです。企業ドライバーなら会社で全部負担してくれるんですけどね。

ワッキーまゆみ
へ~そんなたいへんさがあるとは想像もしていなかったです。いろいろな苦労があるんですね。そんなトラックドライバーのお仕事はいつまで続ける予定ですか? そして辞めたいと思ったこととかありますか?

Punkさん
今のところ辞める予定もなく、この仕事が好きなのでずーっと続けるつもりです。体が続く限りは辞めないと思います。今までで辞めたいと思ったのは日本でトラックドライバーをスタートして3年目の頃、日々の忙しさがたいへんでもっと落ち着いた仕事にしようかと。その後、立ち直ったんですが、また3年後同じ気持ちになりましたが、アメリカに来てからのトラックドライバーの仕事の中では辞めたいと思ったことは一度もないですね。この仕事しかない、ほかの選択肢がないので......

ワッキーまゆみ
この仕事が天職みたいですね~そんな仕事がお休みのときは何をしていますか? 長いお休みが取れたら何をしますか?
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お休みの日はとことんゆっくりして楽しむ! オンとオフのメリハリが大切です。休日を楽しむPunkさん。

Punkさん
お休みの時は寝てるかな......日頃できない洗濯、掃除、買い物とか普通のことをしてます。あとピアノを弾きます。1年くらいしか習ったことはないけれど、独学で弾いてます。弾いてるときは何も考えず無になれるので、ショパンとか弾いてYoutubeにもアップしてます。ストレス発散にはなるかな~あと日本旅行をあまりしたことないのでいつか長い休みが取れたらいろいろ巡ってみたいです。

ワッキーまゆみ
トラック運転以外にヘリコプターライセンスもお持ちですよね? それにピアノといろいろな才能があふれてすごいです。そんなPunkさんの近い将来の夢、遠い将来の夢は何ですか?

Punkさん
近い将来の夢は取り立ててなくて、個人授業主になって5年なのでトータル10年は頑張ろうと思っています。遠い将来の夢は誰にも言ってなくて絶対無理かもしれないけど、全米で開催されるナスカーレースというのがあって、そのチームごとのレースカーを運んでみたいです。そのポジションは競争率がすごく高いから無理だとは思いますが、いつかチャンスがあればと思っています。ほかには全米を移動する移動遊園地の遊具機材を運ぶ仕事も楽しそうかなと。あとはミュージシャンのツアー機材運搬のトラック運転とかもいいかな。

ワッキーまゆみ
夢は広がりますね~実現するためにも有言実行? 夢は叶う、叶えるなんていいますしね。そんなトラックドライバーのお仕事をアメリカでしてみたい!という方へのアドバイスや最後にひと言などお願いします。

Punkさん
私の経験で言うと、不安などあると思いますが、もし会社に入れたら何とかなるもんです。住めば都じゃないけれど本当に何とかなるんですよ。なので勇気を持ってやるしかない、あとは本当にビザ、永住権がないとできない仕事なのでそれを取得することですね。後悔しないように今やりたいことをやる、経験は宝なり!

ワッキーまゆみ
最後に格言をいただきました~! いい言葉ですよね。同じ女性としてPunkさんがすごくすてきで輝いていると思いました。いろいろと貴重なお話ありがとうございました。

★PunkさんのYoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCj4EEsLPADlO7zteoTeeB2A/featured

★Punkさんのブログ
https://ameblo.jp/punkevolution

★Punkさんのツイッター
https://twitter.com/diestelfarm

★ベストカーのトラックマガジンfullload「前略道の彼方より」連載中

Photos ©Punk

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脇方 真由美

アメリカ・シカゴ2特派員の脇方 真由美が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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名前:脇方 真由美

脇方 真由美

名古屋、東京、シンガポール、ロサンゼルス、シカゴに住み日本を出て22年。金融、広告代理店を経てフリーランスに。日本の雑誌やネットに寄稿しつつシカゴ日系サイト、フリーペーパーにも携わる。食べる事好きが興じてお料理大好き人間となる。子育てをしつつシカゴライフを満喫中。グルメ、観光、ショッピング、キッズ関連などシカゴ情報を発信しシカゴライフをエンジョイしたい!カリグラフィー、スキューバダイビング、映画、読書、漫画など大好き。 DISQUS ID @disqus_IssbRRqZnG

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