シカゴでデンマークアートを楽しむ
紹介するThe Morton Arboretum(モートン樹木園)は、傘を差した女の子のマークで有名なMorton Saltの創始者Joy Mortonが1922年12月4日に設立した公園で、一般に公開されています。1700エーカー(6.9スクエアーキロメーター)は東京ドームに例えると、なんと約150個分! どれだけ大きな樹木園なんでしょうか。The Morton Arboretumには、さまざまな樹木が季節ごとに楽しめ、その壮大な敷地の中には、子供たちが自然を楽しく学べるクラスや、植物についての知識を豊富に得ることができる図書館、身近に自然を満喫できるトレイルや迷路など子供から大人が1日過ごせる楽しい場所となっています。
そんなThe Morton Arboretumに、2018年6月からデンマークの若きアーティストのThomas Dambo氏が造るミステリアスな伝説の生き物Troll(トロール)ハントがお目見えしました。廃材などで作った大きなトロールは15~30フィート(4.5~9m)の高さに、18mの長さが全部で6体あり、それぞれが独特の風貌に、いたずらをして皆さんを出迎てくれます。どこに隠れているのか、どんないたずらをするのかをトレイルに沿って探すこのゲームは子供たちに大人気。大人が見てもけっこうな迫力で写真を撮るスポットとしてもにぎわっています。
©The Morton Arboretum
Niels Bragger
ニールスブラッガーは、自慢屋の親分で、こん棒を強く叩くことで知られています。
Little Artus
リトルアータスは、森の中で一番大きく、悪さをする人間を懲らしめるためのかわいらしい歯をもっています。もしあなたが彼のいる森に来て悪さをしたら彼はあなたをメニューにして食べちゃうかもしれません。
Furry Ema
フーリーエマは、森の中で人間を捕まえるために網を持って隠れています。
Sneaky Socks Alexa
スニーキーソックスアレクサは、こそこそして臆病。彼女は、人間を騙して罠にかけるのが大好き。長い間、人間を見ているので人間はガソリンと金以外は好きじゃないということを学び、それを餌に最高の罠を作ることができました。
The Troll Habitat
トロールの生息地は、モートンの森の奥深くに隠れていて、本当の探検者だけが見つけることができます。でも、それを見つけた人は生きていられたらラッキーと。
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All photos ©Hiromi.K
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The Morton Arboretumでは、クリスマスのライトアップが2021年1月10日(日)まで見られ、ビジターセンターにあるおみやげ屋さんでは、ウィンターセールが行われており30%以上の割引商品もありお得になっています。
★コロナ禍のシカゴですが、早く元通りのすてきなシカゴになりますように。
また元気なシカゴで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
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■The Morton Arboretum
・住所: 4100 IL-53, Lisle, IL 60532
・Tel: 630-968-0074
筆者
アメリカ・シカゴ特派員
ワッキーまゆみ
名古屋、東京、シンガポール、ロサンゼルス、シカゴに住み日本を出て25年。子育てをしつつシカゴライフを満喫中。グルメ、観光、ショッピング、キッズ関連などシカゴ情報を発信しシカゴライフをエンジョイしたい!
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