St David Day(セントデイビッドデー)と行列ができることがあるWelsh Cake(ウェルシュケーキ)のお店「Bakestones」(ベイクストーンズ)
事後報告になりますが、3月1日はSt David Dayでした。
St Davidはウェールズの守護聖人のことで、St David Dayは12世紀からお祝いされているウェールズの記念日です。
子供たちは学校で、ウェールズの伝統衣装を着たり、ウェールズ音楽フェスティバルやったり、楽しい行事があるそうですが、大人にとっては祝日になるわけでもなくただお祝いをするだけだそうです。
では大人たちはどのようにお祝いをするのか聞いてみたところ、国花であるDaffodil(ダフォディル)(ラッパ水仙のこと)や、国章であるLeek(リーク)(西洋ネギのこと)のブローチを身につけるそうです。
国花であるDaffodil(ダフォディル)(ラッパ水仙のこと)
国章であるLeek(リーク)(西洋ネギのこと)
確かにこのDaffodilのブローチを胸につけている人は、しばしば見かけます。
そして、ウェールズの護衛官のバズビー(毛皮製の高帽)にはLeekの飾りがついているそうです。
ウェールズといえば、これ!!といった感じで、DaffodilとLeekはたびたび登場するアイテムで、ラグビーの国際試合の際には、こんなグッズで応援する人がたくさんいます。
私が感じるところでは、このSt David Dayは「ウェールズ人としての誇り」を確認する日なのかな・・・と思います。去年のSt David Dayに街を歩いていたら、ご老人に声をかけられ、長々とSt David Dayについて説明されたことがありました。
それからもう1つ、St David Dayには、ウェールズの伝統菓子であるWelsh Cakeも食べるそうなので、美味しいお店を紹介したいと思います。
【お店の外観】
カーディフセントラルマーケットの中にある「Bakestones」(ベイクストーンズ)というお店です。
このお店は学校が休みの日など、街が賑わう日には行列ができていることがあります。
ホームメードケーキのお店で、Welsh Cakeはその場で作って売っていて、作っているところを見ることができます。
トラディショナル、プレーン、ジャムなどウェルシュケーキだけでもたくさんの種類が売られています。
上:トラディショナル(レーズンが入っています)
左:チョコレートチップ
右:ジャム
の3種類を買ってみました。
甘さは控えめで、スコーンとホットケーキの中間のような、口の中でほろほろっと崩れるような食感です。
他のお客さんがどれを買うのか、しばらく眺めていたところ、どうやら一番人気はチョコレートチップのようでした。(この3種類の中では私も同感です)
地元の人曰く、出来立てが一番美味しいとのことで、冷めたらレンジで少し温めると良いと言われました。スーパーで売られている既製品のものとは比べ物にならない美味しさだったので、ぜひ、ウェールズにご旅行の際には、出来立てのものを試してみて下さいね。
【Bakestones(ベイクストーンズ)】
Cardiff Central Market
St Mary Street,Cardiff CF10 1AU
営業時間:月~土8:00~17:30日曜日は休み
パンケーキを購入したお店と同じです。
パンケーキについての記事はコチラをご覧下さい。
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