広州で飲茶を楽しもう!広州酒家その②オーダー、実食編
前回から引き続き、広州酒家のレポートをいたします。
飲茶メニューの頼み方
ここ広州酒家では、飲茶メニューのオーダについては、注文表と鉛筆を渡されますので、セルフでメニュー表に注文したいもののボックスへチェックを入れ、そのまま服務員に渡すシステムになっています。
飲茶メニューは価格がどれも15-30元(約260~520円)くらいですので、あまり値段を気にせず選べますので、気になったものがあればどんどん頼んでみましょう。
以下、前回私が訪問した際に頼んだ飲茶メニューをご紹介しますね。
爽脆潮州蒸粉果
潮州料理をアレンジした料理です。簡単に説明すると蒸し餃子、みたいなものですが、皮が少し透明で、厚みがありもちもちしているのが特徴です。中の餡には豚肉とたっぷりのピーナッツ、それに刻んだ香草が入っています。
黑木耳鲍鱼汁腐皮卷
こちらでは腐竹とか腐皮と呼ばれる湯葉状のものを、1度揚げて春巻にしたものです。さらにそれを甘目のアワビベースのタレで煮込んでおり、皮が濃厚なソースを吸い込んで美味です。また中にはキクラゲ等が具に入っていて、歯ごたえのバリエーションも楽しめます。
金勾珍珠咸水角
餅のような集めの皮にピーナツや豚肉などの餡を包んだものです。外側は少し揚げてあり、さらに砂糖がかけてあります。この甘味と塩気の混ざり具合は、醤油砂糖で具の入った餅を食べる、みたいな感じですかね。
清香泮塘马蹄糕
馬蹄糕(シログワイ)という植物の根っこを煮込んでそのデンプンで固めた、水羊羹のような触感の飲茶メニューです。ほんのりとした甘みと、独特の清涼感が楽しめます。
香煎腊味萝卜糕
これは飲茶メニューの筆頭格の一つですね。日本語では大根餅と呼びますが、大根の練り物なので、餅のような固い触感ではなく、山芋たっぷりのお好み焼きのようなトロッとした食感です。ここのものは刻んだ中華ソーセージの塩味と黒コショウがしっかりと効いていて、見た目や名前よりもがっつりとしたおかずのような味ですね。私は飲茶でいつも頼む必食メニューです。
凤凰金沙包
マントウに甘い餡が入ったものですが、鮮やかな金色の餡は、卵の黄身をたっぷりと使った濃厚なもので、甘党の方にはお勧めです。
上記6点を頼むともう二人では食べきれない量でしたが、それでもお会計は101.5元(約1,765円)ととてもリーズナブルです。
飲茶メニューは注文してから出てくるのが早いことが多いですので、1時間もあれば十分に食事を楽しめると思います。広州の空港でのトランジットで外に出られる時間が3時間以上あれば、市内まで足を運んで飲茶を楽しむという選択も検討可能ではないでしょうか。チャンスがあれば、皆さんも是非「食は広州にあり」を楽しんでみてください。
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