メキシコのお金

公開日 : 2007年08月01日
最終更新 :

先日、久しぶりに日本のお金を見ました。

お札でかいな〜

と、ちょっと驚きました。

メキシコのお札は日本のお札に比べて小ぶりです。

それにカラフルなので、最初に見たときはオモチャのお金のようで、

お金の重みがイマイチ感じられなかったように思います。

という事で、今日はよく使われているメキシコ・ペソをご紹介します。

メキシコの通貨単位は「ペソ(N$)」です。

まずはコインから。

coin.jpg

↑左から10ペソ、5ペソ、2ペソ、1ペソ、50センタボ。

10ペソ以外は数字が書かれているので、

旅行中に小銭を使う時も、迷わずに出せるかと思います。

「センタボ」は、USドルでいうところの「セント」になります。

50センタボの下にも20、10、5センタボがあります。

そしてお札。

20.jpg

↑こちらは20ペソ札。

2度もメキシコの大統領になった経験を持つベニート・ファレスの肖像です。

なんとなく「松尾ばんない」に似てると思ったのは私だけでしょうか・・・ (←古いっ)

私と同じ苗字を持つ「松尾ばんない」ですが、実は私の親戚です。

なんて・・・

しょーもないウソですけど 

こんなことなら、もう少し自慢できる有名人の苗字になりたかったです。

50.jpg

↑こちらは50ペソ札。

メキシコを独立へと導いた英雄、モレーロスの肖像です。

先ほどの20ペソ札と、この50ペソ札なんですが、

なぜかこの2つだけはプラスティック素材でできています。

なので、ちょっとやそっとじゃ破けません。

折ると多少折り目は付くものの、手を離すとビヨヨヨヨ〜ンともと通りに開きます。

洗濯機で回転させても安心

それにしても、なぜこの2つのお札だけがプラスティックなのだろうか・・・。

100.jpg

↑こちらは100ペソ札。

その昔、メキシコのテスココ王国を作り上げたネツァウアルコヨトル王の肖像です。

偉大な人物に対して大変失礼ではありますが、

かなり呼びにくい名前の王様だったんだなと・・・。

こちらはプラスティックじゃありませんので破ける可能性は高いです。

もし海に落として濡れてしまったら・・・

ホテルの窓に貼り付けて乾かしましょう

200p.JPG

↑こちらは200ペソ。

17世紀のスペイン植民地時代に創作活動で活躍したソル・ファナの肖像です。

横幅は日本の1000円札と同じくらいの大きさなんですが、縦が短めでした。

やはり小ぶりなペソ札です。

500.jpg

↑こちらは500ペソ。

メキシコのプエブラでフランス軍を撃破したイグナシオ・サラゴサの肖像です。

この他にも1000ペソ札があります。

1000ペソ札にはメキシコで有名なイダルゴ神父の肖像が描かれています。

さて・・・

とりあえずペソをご紹介してまいりましたが、

実際のところ、カンクンではUSドルとペソの両方が使えてしまいます。

ですが、お釣りはペソできますのでお間違えのないように。

日本からお金を両替してくる時は、USドルに両替してくるのが一番良い方法です。

カンクン到着後は、両替所があちこちにありますので、

一気に両替せずに、使う分だけチョコチョコと両替すると良いと思います。

それにしても、ドルもペソも使えてしまうカンクンは不思議です。

日本でUSドルを出したところで、誰が相手にしてくれるだろうか。

あ・・・

そういえば私、日本で以前勤めていた会社の仕事で、

米軍基地の「キャンプ座間」に行ったことがありました。

基地内だけはUSドルが使えるというので、海外旅行で残っていたUSドルを持って行き、

お昼ご飯代として使ったことがあります。

レストランの横にはスロットが置いてあり、これもUSドルのコインでできるというので、

昼食を早めに切り上げて、すっかり没頭してしまいました。

気分はラスベガス

もちろん仕事はちゃんとやりましたよ。

でも仕事中にこんな事をしたからバチがあたったんでしょうか・・・

入り口でもらったキャンプ座間に入るための許可証を無くしてしまいました。

帰り際、許可証が手元にないので当然引き止められまして、

銃を持ったアメリカ人さんのいる事務所まで連れて行かれました。

連 行

その後、多分説教だと思うんですが、英語であーだこーだと怒られまして、

許してもらうのにかなりの時間がかかった記憶があります。

しまいには親指の拇印までとられた上に、

始末書まで書かされました ( ̄▽ ̄|||)

本当に素敵な思い出です。

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