Cambridge Science Festival
3/7～3/20までケンブリッジでサイエンスフェスティバルが行われています。
ケンブリッジの大学のカレッジを中心に科学について色々講義があったり体験出来たり出来るイベントがあります。
見に行ってきたのは 『THE POWER OF CARBON:GRAPHITE, GRAPHENE AND DIAMOND』っていう講義。
炭素についての講義で、黒鉛とグラフェン、ダイヤモンドについての関係性についての講義で題名を見たときは？？？でしたが、講義紹介では『黒鉛は今まで見つかったマテリアルの中で一番軽くて強いもの。ダイヤモンドは一番固いもの。その関係性に迫る』みたいなことが書いてあったので、面白そうだなと思い行ってきました。
内容自体はかなり専門用語だらけだったので、化学について知識がない自分には難しかったけれども、その中でもいくつか面白い話がありました。
3000ｋｇで３㎥のコンテナを 圧力（P)＝1000としたとして、70㎏の人のハイヒールのかかとの部分の大きさが１c㎡とすると、そこにかかる圧力はP＝70000000になる。
黒鉛にこの圧力と1500℃の熱を加えるとダイヤモンドになるっていう話はとても興味深いものでした。
また硬さを比較するものとして
アルミニウムは 200
ステンレススチール（ナイフなど）は800
ダイヤモンドはなんと10000という比べ物にならないくらい硬いっていう具体的な数値で話してたのもとてもわかりやすくて面白かったです。
この講義のほかにもレーザーや音に関する展示物があったり、実際に体験出来たりすることも出来て理系でない自分でも楽しむことが出来ました。
これは自分でパソコンに書いた絵とか文字が音になるっていう体験。子供たちが夢中になってました。
大人だけでなく子供も楽しめるようにわかりやすく、実際に触れることも出来るのでお勧めです。
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