【新型コロナウイルス】自宅待機措置中の、町並みレポート

公開日 : 2020年05月04日
最終更新 :

¡Hola! カヒカ特派員のSaeです。

自宅待機措置が続いているコロンビア。

週明けから少しずつ経済を再開させるという話ですが、当然ながら反対意見もあり、少々混乱している状況です。

そんななか、久しぶりに買い物へ出かけましたので、ボゴタの住宅街の様子を写真と共にお届けします。

現在コロンビアでは、

奇数日は男性のみ

偶数日は女性のみ

と、外出できる日が性別で分かれています。

実際、対象の日でなくても外出している人はたくさんいます。

しかし、スーパーなどへ入店できる人は、あくまでそのルールに則っているようです。

その例が、こちら。

mercado.jpg

生鮮食品のマーケットの入口です。

警備員の隣にある張り紙には、「この入口は女性のみ」と書いてあります(その下の黄色い張り紙は、お花屋さんの宣伝のようです)。

買い物を終えてもここから出ることはできず、別の場所からしか外に出られませんでした。

ちなみに指示された出口には、「この入口は男性のみ」という張り紙。

つまり、偶数日と奇数日で、入口と出口が変わるシステムになっているようですね。

いわゆる、ソーシャルディスタンスの意識も持っているようです。

fila.jpg
supermercado.jpg

上は、公共料金などの支払所、下はスーパーマーケットの入場列です。

誰が指示するわけでも、地面にマークがあるわけでもないのに、みんななんとなく2mほど空けて列を作っていました。

スーパーの中には、こんな表示も。

distancia sign.jpg

店内では、1mの距離を保ってくださいね、という内容(1mじゃあ、ちょっと近すぎやしないかと思いますが)。

ちなみに、マスクをしていないと、ほとんどのお店は中に入れてくれません。

00tapabocas sign.jpg

これは、マーケットにあるお肉屋さんの前に貼られていた張り紙。「マスクをしてお入りください」とのことですが、お店によっては「マスクなしでは入店不可」と直接的に書いてあるところもありました。

レストランやパン屋さんは、座席を使えないようにしており、デリバリーか持ち帰りのみの営業をしています。

restaurante.jpg

ランチによく利用していたレストランの様子です。

お客さんが中に入れないように、入口をテーブルでブロックしていて、「デリバリーと持ち帰り」そして店主?の電話番号が書かれています。

早くまたここで、おいしいランチが食べられる日が来ないかなあと思います。

久しぶりに、写真たっぷりでお届けしました。

また外に出る機会がありましたら、撮影してシェアしますね。

それでは。

¡Chao!

コロンビア国内感染者数(2020年5月2日時点):7285名

死者数:324名

筆者

コロンビア特派員

ロンドノ宮内紗恵

暑い夏と海が大好きなのに、そのどちらもないところ、ボゴタに住んでいます。ふだん、あまり触れることのないコロンビアの魅力に、ぜひ触れてください!

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