コロンビアへのお金の持って行き方、両替、カード事情

公開日 : 2020年02月03日
最終更新 :

¡Hola! カヒカ特派員のSaeです。

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食べ物の話が続きましたので、今日は、お金の話です。

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みなさん、コロンビアの通貨って何か知っていますか?

正解は、「コロンビアペソ」。COPと書き、略号は$を使います。わたしは、$って、USドルとかオーストラリアドルとか、とにかく「ドル」にしか使わないと思っていたので、はじめはちょっと意外な感じがしました。

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ペソの下の単位(日本でいう、銭にあたるもの)は「センターボ」というそうですが、ふだんの生活で使うことはまずありませんし、わたしもこの記事を書くに当たって調べて初めて知りました(笑)。

途上国に多いパターンですが、基本的に桁が多め。この記事を書いている現在、1コロンビアペソが0.03円ですので、ざっくり計算して3,000ペソが100円程度、と思って日々生活しています。

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日本と同じように、お札と硬貨があり、種類はこんな感じです。

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2 MIL、 50 MILと書かれていますね。Milとは、スペイン語で「千」という意味で、Millionではありません。ですので、50 MILは5万ペソということです。

写真に写っているこれらのほかに、最近発行された100,000ペソ札があるそうですが、わたしは未だ見たことがありません。あと、1,000ペソ札もあります。1,000ペソだけ、お札と硬貨と両方あります。

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硬貨は、こんな感じです。

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500ペソのコインだけどうしても持っていなくて、撮影できませんでした。ごめんなさい。

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ちなみにお札もコインも、旧デザインと新デザインがあり、旧デザインももちろん使えます。日本で、夏目さんと野口さんがいて、どちらも使えるのと同じですね。ただ、旧デザインのものはとにかく、しわくちゃでボロボロのものが多いです。

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買い物などをしていて日本との違いを感じるのは、かなり頻繁に、こちらが出したお札のチェックが入ること。コロンビアでは偽札も多く出回っているらしく、特に2万ペソ以上の大きな金額になると、レジのスタッフがお札の透かしなどを確かめることがよくあります。ある意味習慣なので、みなさんも自分のお金をチェックされても、嫌な気持ちになる必要はありません。

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さて、日本からコロンビアへ旅行される際のコロンビアペソ入手方法ですが、日本国内ではかなり難しいでしょう。空港でもせいぜいメキシコペソまででしたし、新宿の外貨両替激戦区でも、コロンビアペソを扱っているところは見かけませんでした。

かと言って、日本円のまま持ってくるのは賢い方法ではありません。必ず、USドルに替えてお持ちください。日本円から替えてくれるところは、ほとんどないと思っていいと思います。ユーロも両替できる確率は高いですが、やはりUSドルが無難です。

ちなみに両替をする際には、パスポートが必要、そして指紋を採られます。

中南米の一部では、USドルが使えるところもある、という記事を読んだことがありますが、わたしはコロンビア国内で、USドルで支払っている人や、USドルOKと書いてあるお店は未だ見たことがありません。

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また、「海外はカード社会!」と日本ではいわれていますが、コロンビアはまだまだ現金社会です。大型のショッピングセンターやスーパーなどではクレジットカードも使えますが、なにかと不便。理由は、クレジットカードを提示、暗証番号を入力して支払いが終わったと思ったら、店舗控えの利用控えに、署名・パスポートなどのID番号・電話番号を記入しなくてはいけないからです。自分のパスポート番号を覚えている人は少数派だと思いますので、買い物の度にカバンをごそごそしなくてはいけないのは時間がかかる上に、面倒くさい‥‥‥ちなみにコロンビア国内銀行口座のデビットカードでは、暗証番号のみで買い物ができるので、国民の多くはデビットカードを持っています。

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ただ、イメージとして、5万ペソ札は日本の1万円札。レストランで1万ペソ程度の食事をして5万ペソ札を出すと、「もっと細かいのはないのか」と言われますし、タクシーでは「5万ペソ札OK」と書いてある車がたまにあるほど、通常、ドライバーはとても嫌がります。ですので、できるだけ細かくして持っておく方が便利です。

現金のみのお店も多いですし、いろいろな手間やリスクを考えると、現金を持ち歩いた方が良いのですが、あまり多額の現金は一度に持ち歩かないようにしてくださいね。

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最後に、わたしがふだん使っているお気に入りのお財布をご紹介。高価に見えないですし、日本らしいデザインと使いやすさがとても気に入っています。みなさんも、コロンビアに来る際は、できるだけ安っぽいお財布を使ってくださいね。

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それでは。

¡Chao!

筆者

コロンビア特派員

ロンドノ宮内紗恵

暑い夏と海が大好きなのに、そのどちらもないところ、ボゴタに住んでいます。ふだん、あまり触れることのないコロンビアの魅力に、ぜひ触れてください!

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