レングアスビバススペイン語講座の申し込みは明日3月2日から、Carlos Pellegrini 1515に直接行ってください。

公開日 : 2022年03月02日
最終更新 :
筆者 : 相川知子

2022年3月2日から8日、ブエノスアイレス市立外国語大学レングアスビバスの外国人のためのスペイン語講座のプレイスメントテスト、すなわちレベルチェックテストが始まります。なお今年2022年3月から「対面」PRESENCIALに戻ります。

以下の住所の学校に行って、申し込んでレベルチェックテストを受けることになります。

Instituto de Enseñanza Superior en Lenguas Vivas «Juan Ramón Fernández»

Carlos Pellegrini 1515C1011AAE CABA

レングアスビバスホームページ:https://ieslvf-caba.infd.edu.ar/

なお受付時間は、INTENSIVO(集中講座)は午後2時から午後5時まで、REGULAR(通常一般講座)は午後6時から7時です。

INTENSIVO集中講座のBASICO(初心者)コースをご希望の方は午後2時より早めに行った方がよいと思われます。

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<<重要>>

前回の記事で申し込みの手順をお知らせしましたが、オンライン申し込みはなくなります。上記の住所のOficina de Cursos クラス登録事務所に行ってください。入って右の階段を上がって右奥の窓口です。

門で守衛さんに聞かれたら「エスパニョールESPAÑOL インスクリプシオンinscripción(登録)」 

もしくは「Vengo para inscribirme en el curso de español para extranjeros.」と答えれば通してくれます。

■レングアスビバススペイン語講座のページ 詳細はこちらです。

■申し込み並びに受験の際はDNIもしくはパスポートが必要です。 

本人であることを確認するためと手続きのためです。原本が必要ですから、ご注意ください。

なお、余裕がある人はコピーを1部か2部持っていくと手続きが早いと思います。

ちなみに滞在ステイタスは問われません。

■もちろん筆記具も必要です。

会場でのテストは鉛筆ではなくボールペン、万年筆です。

まあ鉛筆でもそんなにうるさいことは言われないかもしれません。

■決められた時間に集まって教室に行きレベルチェックテストを渡され受験します。

担当者はスペイン語のみですが、雰囲気でわかると思います。オーラルは自己紹介ぐらい用意しておいたらいいでしょう。

■ボーノ協力金

2022年は未定ですがおそらく講座毎に5000ペソです(現在公定レートは1ドル100ペソ程度なので50ドル弱です)。

現金のほか、最近はクレジットカードでも可能です。

でもときどき機械が機能しないときがあります。クレジットカード使用には身分証明書が必要です。

レベルチェックテストの成績によって登録が可能かどうか決定されます。同日のときも別日のときもあります。

入れると決まったら、できるだけ早めに手続きを済ませましょう。

↓2021年のファイルです。

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((クラスは2種類、INTENSIVO(集中講座)がおすすめ))

INTENSIVO(集中講座)とREGULAR(通常一般講座)があります。

集中講座は午後2時から6時の間に1週間に2回から4回、合計で週8時間行われます。

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通常一般講座は午後6時以降、合計で週4時間分行われます。

そのため集中講座では2か月で終わる内容が通常講座では4か月かかります。

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一般に集中講座をおすすめしています。2か月終わったらテストがあり、進級していきます。

レベルは

Basico (初心者)

Pre-intermedio (中級前)

Intermedio  (中級)

Pre-avanzado (上級前)

Avanzado (上級)

の5つありますが、さらにBASICO1、BASICO2などに分かれることもあります。

例えばPREINTERMEDIO1と2があり、1からすぐINTERMEDIOへ行けない人は再履修か、もしくは2のクラスになります。

<<ご注意>>

正直、初心者コースは日本人にとっては初心者コースではありません。

アルファベットの読み方などや女性名詞男性名詞の説明はほぼありません。アクセントについての説明もごくたまにしかありません。

クラスはすべてスペイン語ですし、聴解はもちろん、読解もどんどん出てきます。

クラスで発言もしなければ、理解しているとみなされません。(せめて、わかったとかSIとかいいね!などを言いましょう)

教科書の語彙も日本人が思う初心者のものではありません。

おそらく週2回レベルで2年ぐらい勉強していたらちょうどいいでしょう。

大学でスペイン学科在学、または終了していてもINTERMEDIO以上に入れるのはかなりしっかり勉強してきた人だけです。

しかしそういう場合、最初は下のクラスに入れられても悲観しないで、しっかり履修してきた人はその下積みがあとで出ますので、ご心配なく。

((INTENSIVO(集中講座)の第一期~第四期について))

第一期は3月14日から4月29日までです。

初めての方は3月2日から8日がレベルチェックテストです。

5月2日から6日が進級テストです。

第二期は5月23から7月8日までです。(進級は5月6から8日に登録可能です)

初めての方は5月9から11日がレベルチェックテストです。

7月11日から15日が進級テストです。

その後、夏休みに入り、

第三期は8月10日頃から10月初めまでです。(進級は7月中旬に登録可能です)

初めての方は8月初めがレベルチェックテストです。

第四期は10月中旬から12月10日頃までです。(進級は9月末から10月初めに登録可能です)

初めての方は10月初めがレベルチェックテストです。

全て、午後2時にテスト開始 もしくは到着次第順次になります。

((REGULAR(通常一般講座)について))

集中講座同様、3月の第一期は

3月2日から午後6時から7時テストです。

期間は3月21日から7月1日までです。

第二期は8月からです。

初めての方は8月初めがレベルチェックテストです。

期間は8月半ばから12月初めまでです。

((手続きの場所))

いずれもすべての手続きは

レングアスビバス語学オフィス(下記住所)

Instituto Superior en Lenguas Vivas "Juan Ramon Fernandez"

Carlos Pellegrini 1515, CABA Oficina de cursos

で行います。

対応時間は午後2時から4時半です。(5時まで開いているはずですが、4時半前に行くのが無難です)

なお、申し込みのためのレベルチェックテスト後、結果発表、登録手続きがあります。

なお、また人数に限りがありますので希望者が多いと入れません。よって先着順となります。

もしレベルを下げても入れる可能性があればとにかく入学したほうがいいです。

((入学資格))

大学ですので、18歳以上必須です。国籍もビザも問いません。

ただ、入学手続きにはパスポートなどの身分証明書が必要です。

また住所などもお忘れなく。

((授業料はいりません。協力費のみです))

レングアスビバスはブエノスアイレス市立外国語大学の中の外国人向けスペイン語講座です。現地を訪れ、定住していく外国人に第二言語としてスペイン語を習得してもらい、一般社会へ入ってもらうためのスペイン語の講座です。ときどき難民の方々も外務省から送られてくる公共講座でもあり、アルゼンチンの公教育の枠組みなので、授業料は無料です。

公教育では一般にBONO CONTRIBUCIONという協力のための寄付でCOOPERADORAという事務所を通じて父兄や在学生、卒業生が学校運営に協力します(公立校は特に消耗品などの備品を自分たちでやりくりするシステムになっています)。授業時間に比例して金額が決まります。だいたい、寄付は月20から30ドル前後だと思います。REGULAR(通常一般講座)はINTENSIVO(集中講座)の半分の授業数なので、寄付額も半分です。

なお、教科書を別途 買わなければなりません。これもだいたい毎年10から20ドル前後でしょう。もちろんアルゼンチンペソでの支払いですが、いつも交換レートが変わるのでドルで書いておきます。

ブエノスアイレス市立外国語大学は1895年創設です。なお、当校舎はもともと大きなご家族の邸宅でした。

アルゼンチンで一番歴史のある外国語教育を専門にした高等教育機関です。また付属小学部、中高部が併設されています。こちらも複数言語学習環境のあるプルリンガル校であり、生きた外国語を学ぶという意味でレングアスビバスと言います。このレングアスビバスは市内に26校ありますが、ブエノスアイレス市立外国語大学はEL LENGUASと呼ばれています。ELは定冠詞ですから、ザ・レングアスビバスという26校の母体となる学校です。

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学校の正面です。右は旧校舎、左が新校舎で、新校舎の柵に囲まれたほうから入ります。

前回の記事でもお伝えした通り、日本語講座(NIVEL2)は火曜日と木曜日の午後4時20分から5時40分に行われています。

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(新旧校舎の間で語学オフィスのコーディネーターのスサナ先生と)

スペイン語講座と重なりますからぜひ遊びに来てください。途中からでも、先に帰っても大丈夫です。

ブエノスアイレスでみんなでお待ちしております。

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・ブエノスアイレスでまたスペイン語を学ぶためのアドバイスはこちらから

筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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