世界ふしぎ発見!「アルゼンチン、パタゴニア編」(4月10日)で紹介したバリローチェ、チョコレート店はDelTurista、トゥリスタ
Del Turista 「デル・トゥリスタ」チョコレート屋は1964年サン・カルロス・デ・バリロチェにて操業を開始しました。現在はアルゼンチンの手作りチョコレートメーカーの第一人者のひとりです。 実はその20年前、イタリアはベネト地方のティロルにおいて、 Secco家がアルプススイスイタリアチョコレートの伝統的な製造法を学び、その家族がアルゼンチンに移住し、そこからデル・トゥリスタはチョコレート業を発展させたのです。1969年、バリローチェ市ミトレ通りは市内きっての目抜き通りに1号店を開店し、現在も続いています。ブエノスアイレス市でも直営店を持ち、またフランチャイズ店としてアルゼンチン国内に14店舗、チリにも2店舗あります。
チョコレートは200種類あり、アルゼンチンのチョコレート消費量は年間3kgですが、その半分はデル・トゥリスタの製品です。
なお、アルゼンチンの人たちは普通トゥリスタと呼びます(観光客というスペイン語です)。
RAMASラマスと呼ばれる枝チョコ。80%カカオ成分の板チョコ、レッドフルーツなど、パタゴニアの名産は近年、手軽に楽しめます。
というのも今回コロナウイルスでちょうど2021年3月にロックダウンが始まり、キリスト教の復活祭のお祭りパスクアの休みにパタゴニアへ遊びに行く人もなく、この時期卵型のチョコレートを食べる習慣がありますが、購買者はブエノスアイレスに残ったままであり、チョコレート業界が大打撃を受けました。そのため地元の人々へのプロモーションだけではなくオンラインショップを立ち上げ、なんとか消費者の家庭へと供給していきました。
しかしながら長いロックダウンが明け、夏のバケーションの時期になり、トゥリスタにも人々が戻ってきました。
そして、アルゼンチンの人々にとって最大の観光目的地はバリローチェ。ということで、先週のTBS世界ふしぎ発見!のアルゼンチン、パタゴニア編にて、行先の町のヒントのひとつに取り上げられたのがチョコレート屋さんでした。
人気店で私たちが訪問したときもお客さんでいっぱいでした。
そしてチョコレート職人のマルセロさん、とてもおいしいチョコレートづくりを見せてくれ、でき立てを娘の亜海にわたして、亜海はパク!「うまいッ!」。
スタジオの皆さんに笑われましたが、楽しい放送でした。
私たちはTBS世界ふしぎ発見!のアルゼンチン、チリ、ウルグアイの現地通訳撮影コーディネーションを担当して足かけ20年近いですが、それはうちの娘たちの成長と一緒でもあります。
1000回記念のときはアルゼンチン南極観測船で取材をしたため、小さいふたりをおいて1ヵ月南極への出張に行ったこともありましたが、いつもは、ブエノスアイレスにおいてけぼりだった娘たちのひとり、次女の亜海(あみ)を中心にアルゼンチン、パタゴニア編に携わることができて、たいへんうれしく思っています。
ディレクターの皆さん、ミステリーハンターの皆さんも家族ともどもお世話になり、小さいときから娘たちをご存じなので今回の相川亜海ミステリーハンター初出演にいたりました。
皆様、番組を見ていただき、また楽しかったとメッセージを寄せていただき、本当にありがとうございます。
4月10日南米大陸パタゴニア絶景氷河と野生の王国|『日立 世界ふしぎ発見!』TBSテレビ
南米大陸パタゴニア絶景氷河と野生の王国|『日立 世界ふしぎ発見!』TBSテレビ
そして、黒柳さんも赤楚衛二さんもチョコレートおいしそう!と絶賛してくださったそうですね。
おふたりもそして視聴者の皆さんもぜひ、アルゼンチンにきて、バリローチェでチョコレートを食べましょう。
世界ふしぎ発見、ミステリーハンターのオフショット
ミステリーハンター初挑戦・相川亜海がチョコお買い上げ~!!
『世界ふしぎ発見!』4月10日(土)オフショット【TBS】
https://www.youtube.com/watch?v=oQPccWjiiYM
折しも本日4月17日は亜海の19歳の誕生日になります。
筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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