「皆既日食」「エクリプス」南米で12月14日正午から観測報告:特別撮影写真付き
アルゼンチン時間2020年12月14日正午頃から (日本は15日午前0時から) 皆既日食が始まりました。
南米方面で観測できるので、午前11時から各地でライブ中継が行われました。
ECLIPSE SOLAR 皆既日食の進み方がこちらに写真付きで解説されています。
以下で中継していましたが、日本は夜中でしたのでビデオが残っているのでぜひ。
●アルゼンチン公共放送科学番組
●こちらはアルゼンチンの科学者が集まって作った番組で、ほかのテレビ番組とはひと味違います。
●BBC 放送 en vivo ECLIPSE SOLAR TOTAL
なお、観測には、北から、エクアドル、ペルー、ボリビア、パラグアイ、チリ、ウルグアイ、ブラジルの一部、そしてアルゼンチン、特に中部から南部なので、パタゴニアでチリ側の特にプコンやアルゼンチンのネウケン方面に行ったらいいと言われていました。
何年か前から連れて行ってね、と言われていたんですけれども2020年は残念ながらアルゼンチンやチリまで外国の方は観光では来れませんし、または隔離措置があるし。
チリは1週間前からプコンという町に数万人の国内観光客が集まっていたそうです。
普段は外国人観光客が多いのですが、今回はチリ人が大勢押し寄せ、ちょうどコロナ禍なので、いま現在首都サンチアゴから地方へ移動ができなくなって、外国人が来られないのでチャンスと思っていた現地の人も予定をキャンセルせざるを得なくなったそうです。
ツイッターではこのゴメス物理博士のがきれいな写真が見られます。
アルゼンチン各地をつないでいろいろな地域の日食を見せていました。特にサンフアンのがオレンジで真ん丸で白いのはビジャ・マリアというコルドバです。
フィルターにより色が違うんだそうです。
人によってはその場所が曇ってしまって、しかし曇った方がよかったりといろいろあるとのことでした。
また刻々と形が変わります。
実は天体専門ではなく生物専門の人からも動物たちが静かになったり草木の様子や虫が鳴かなくなったりすると解説がありましたので、普通のテレビよりおもしろかったです。
マッシュポテト器を出してみましたが......だんだん日陰になってしまいました。
筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。