ブエノスアイレス市マスクまたはそれ相当の口とあごまで覆うものTAPABOCAタパボカ使用義務開始(2020年4月15日から)
アルゼンチンでは北部のカタマルカ州が最初に街路でのマスク使用を義務化し、そのあと現在近隣州に波及。
ブエノスアイレス市内では、本日4月15日から買い物や商店などで人と接触する際、TAPABOCAが必要になりました。
一般にマスクはアルゼンチンのスペイン語でBARBIJOと言いますが、すでにほぼ売り切れ状態です。
また、買うのもたいへんですので、ホームメイドで上の写真のように布で自家製でも可能です(日本のてぬぐいを利用しました)。
要は、予防の意味でマスクが理想的ですがなければ、口からあごまでを覆うことが義務になりました。ウイルス保有者(無症状者であっても)と接した場合口を覆うことで、これで70%感染が防げるのだと聞きました。
現在、外国から帰国したり到来した人々からの輸入感染、その人たちから現地在住の家族、接触者にうつる状態になり、その場合、ウイルスを保持していても症状がほとんど出ないので、市中にいる場合もあるのだそうです。
飛沫感染、接触感染を起こさないためにも、と考えられています。
アルゼンチンでは通常、マスクはまず、不格好、息ができないなどで風邪などをひいてもつけない人がほとんどです。
また日本ほど熱などを測ったりすることが頻繁ではありません。そのためマスクをつけるのに抵抗感がある人がほとんどなのですが、今回はそろそろヤバいと自主的につけている人たちも見られました。
一番の問題はバルビッホBARBIJOマスク不足です。実は医療関係者にも不足気味だそうです。
タパボカTAPABOCAは口を覆うものという、日本語的には「マスクなどの口を覆うもの」になりましたので、
よかったです。
https://www.clarin.com/sociedad/coronavirus-argentina-ciudad-decreto-uso-obligatorio-barbijos-medios-transporte-comercios-oficinas-publicas_0_vk-H4vgKE.html
なお、家庭での布とゴムを使用した作り方が以下のビデオにあります。
間にキッチンペーパーか紙ナプキンなどでフィルターをするのも重要。
また注意点としてあごまで覆うものを使いましょう。
うちでは以下のプラスチック製のMASCARA お面マスクもあります。
うしろでゴムだったり、
ヘルメット的になったものもあります。
これならあとで上を消毒すればいいし乾くのも早いです。
こちらは 日本にも輸出している Juana de Arco ホォアナ・デ・アルコ のおしゃれマスク。
三層になっていて、間にフィルターを入れられるようになっていて洗えます。
だいたいJuana de Arco の生地は丈夫で色落ちせずいつもかわいいのが特徴。
こちらは 日本にも輸出している Juana de Arco ホォアナ・デ・アルコ
(画像提供 @juanadearco.net)
そしてホアナ・デ・アルコ布マスクを1枚買ってくださると、関連医療NGOに1枚寄付になります。
PROYECTO NAMASTE
この活動には3つの意味があります。
1.経済的に困っている人たちを助けること。
2.縫製の仕事が継続してあるように助けること。
3.そして中小企業をサポートすること。
そして
ホアナ・デ・アルコ布マスクは三層になっており中が袋状になっているのでペーパータオルやフィルムを
入れることが可能です。また耳にかけられるようにゴムがついています。明るい色と柄は布のカットその組み合わせにより、全部違うものなので自分だけのおしゃれな布マスクになります。
https://www.juanadearco.net/es/174-barbijo?shop
1枚400ペソ。ネットショップで買えますし、6枚で2000ペソというお徳用もあります。
もしくは
Whapp +54911 51833604
または tomokobuenosaires@gmail.com で日本語でも対応しています。
※送料が別途かかります。
また上記プラスチックお面マスクはたくさん買うと安くなるので一緒に共同購入しませんか。
El proyecto consiste en que por cada tapabocas
筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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