LaCabrera- Casa de Carnes by Gaston Riveiraラカブレラのガストン氏がおいしい本を出版!

公開日 : 2017年12月02日
最終更新 :
筆者 : 相川知子

 11月末、友人のガストンの本の出版パーティーに招待され行ってきました。

 ガストンはパレルモソーホー地区のLa Cabrera というレストランのシェフでオーナーです。

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La Cabrera とは、アルゼンチンで行くべきレストランナンバーワン!です。

 https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/2016/01/10lacabrera.html

こちらは過去の記事です。

LA CABRERA 

Jose A. Cabrera 5099

Buenos Aires

48325754 // 48317002

https://www.facebook.com/lacabrerabsas/

カブレラのウエイターさんはいつもサービス満点です。素敵な笑顔を見せてくれました。

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このハンバーガーのお味は?と聞きましたら、笑顔で答えてくれました。

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芸能人もコラボレート

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出されたお料理は最高の極致。お店にはそれぞれの部位の図柄もあり、説明がありますす。

牛肉専門店ですが、

こちらのチキンの串刺しにチーズソースかけのPINCHO(ピンチョー串刺し料理)絶品でした。

おいしいだけではなく、サーブの仕方も遊び心があるのがカブレラ流

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ガストンのスピーチです。たくさんのお客様ではなく、友達に囲まれていますね。

この日の様子をここから、ビデオでどうぞ!Fiesta de Presentacion del Libro La Cabrera Casa de Carnes by Gaston Riveira

他にもたくさん、料理があって、写真を撮りながら、おいしいものを見逃さないように忙しかったです。お肉は食べやすいよう

きって つまようじで串刺して食べました。後で、この店に200人以上いたそうですが、わたしにはもっとに思えました。。。

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やっと本をゲットしました。タイトルはLa Cabrera Casa de Carnes by Gaston Riveira ラ カブレラ 肉屋 ガストン リベイラ著

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なこちらが上のハンバーガーのレシピ。WAGYU(和牛)が使われている。もちろんアルゼンチンWAGYUですが、

なるほど、ジューシーなハンバーグに向いているという訳ね!。この本はそれは、お店のレシピで家でも料理して美味しいものを食べてほしいという オーナーのガストンの願いが詰まっています。

なんと、本は12月から販売です。。。 ((ここで売れば結構な冊数が売れるだろうにね、。。。というのが日本人の弁。ガストン曰く今日はみんなへの感謝のパーティーだから))

こちらは 本をあてた人たちです。

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副賞に折り鶴でコラボレートしました。

ガストンリベイラさんの経歴をまとめます!

シェフ以上に、人間的にも楽しい人です。

ガストン氏はもともと父親から弁護士の道へと教育されていたが

料理好きな母親と祖母の影響で、料理の道にすすみたいと高校生のときに

父親に宣言したため、どうせ音を上げると友人のレストランの下働きに送ったのが

それは父親の誤算で、どんどん料理にはまっていく。

高校を出てシェフを目指し当時有名な料理学校に入学同時にホテルやレストランで働く。

フランスのLENOTOREで学ぶ。

その後、ロンドン、イタリアで遊学、研鑽をつみ、ブラジルのALEX ATALAのところで働く。

自分のレストランを持つ段階で、やはりアルゼンチン人として国産の素材を大切にしたい、

牛肉で、焼肉レストラン、しかしながら、その素材を大切にし、その料理をするチームを大切にし、またそのチームが重要な要と感じる。

オーナーでありながらきちんとシェフとしてその現場で働く、というのは料理はリモコンで操作できないものだから。

そしていつだれがうちのお肉を食べに来ても上手に調理し、おいしく提供し、その時間、味を楽しんでもらい、食べに来てよかったといってくれる店作りたい。

さらに新しい体験を店でしてほしい。

ということで2002年12月16日、 パレルモソーホー地区にレストランをオープン。

当時、アルゼンチンは2002年の経済危機。そしてこの地域はようやく新進デザイナーが集まってきてオウンストアを展開し、新しい情報発信地として栄える少し前であった。日によってはお客ゼロのときもあった。

やめていった店も近くにあった。しかしながら、ガストンは粘った。

少し軌道に乗ったが手狭なので、もう一軒開店。二店舗をうまく同じ味で回転させるのに重要なのは、

手順をスタンダード化し、同じやり方で料理を行うというもの。

そのときの気分で、またシェフによって、出てくる料理が同じメニューでも昼と夜で違うのはアルゼンチンでは普通のこと。

それをきちんとした味の標準化を果たし、マニュアルを作成する。

((これってまるで改善ですね!))

それから15年、オリジナルな発想を持ちながら、アルゼンチン伝統の肉料理を大事にし、アルゼンチン人はもちろん

世界中の人が食べにきて、常においしい料理を提供し続け、ラテンアメリカ50レストンランにランクインを現在も

続けている。

THE NEW YORK TIMESはアルゼンチンで最高のパリ―ジャ、焼き肉レストランと絶賛。

母親と祖母からは、キッチンに火をつけることを教わった。(アルゼンチンはキッチンはほとんどが自動点火いまだにしません)

焼肉をするときに火を起こすのはまず重要)そして素材を大切にすることも。 その教わったものを大切に自分のルーツを大事に

サッカーと同じく、アルゼンチンのDNAの中に肉を食べる因子が入っているのだから、私はその料理をすることが人生としていると、

ガストンの弁。さらにアルゼンチンではだれでも肉を焼くことにはそれぞれが監督のように厳しい。

それでもこの店が最高という顧客は、アルゼンチン人、外国人、リピーターも多い。

実は私のお客さんもブラジル在住ながらブエノスアイレスに来たときは必ず来るという習慣でした。

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((ある日の注文です。見た目も楽しいし、カラフルなのが特徴です。奥の800グラムのビッフェは最高です!たくさんと思えますが、ペロっと食べられます。))

そして、このカラフルな付け合わせのショー。テーブルに入りきらないほどであり、生野菜のサラダのドレッシング、

そして煮物、オーブン料理、など多彩。肉を食べるだけではなく一緒に付け合わせでいろいろな味を試してほしいというのが

ガストンの意図。

4年前からフランチャイズ展開をしていて、現在パラグアイ、ボリビア、ブラジル、ペルー、メキシコ、フィリピンでラカブレラの味が楽しめるほど、アルゼンチンの味を世界に広めている。

もうすぐチリに進出予定。

家族は、妻ヒメナに、娘が三人

GASTON RIVERA GRACIAS! ARIGATOO! いつもおいしいものを作って私達を幸せにしてくれてありがとうございます。

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筆者

アルゼンチン特派員

相川知子

1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。

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