ブエノスアイレスのシンボル・オベリスコ
カテゴリー:見所・観光・定番スポット 投稿日:2010年4月26日
オベリスクは、古代エジプトの太陽信仰が起源とされています。
古代ローマ時代になると、戦利品として略奪の対象とされ、
欧米の公園や広場の装飾品として置かれました。
バチカンのサン・ピエトロ広場のオベリスクはよく知られていますね。
ブエノスアイレスにも、この街のシンボルとしてオベリスクがあります。
ポルテーニョたちは「オベリスコ」と呼んでいますが、これは
ブエノスアイレスが最初に開かれてから400年目を記念して建てられました。
1936年5月のことです。
▲大きさを実感していただきたいので、画像もでっかくしてみました。どうでしょう?
ドイツ系移民の子孫である建築家、
アルベルト・プレビッシュ
によって設計されたオベリスク。
世界で最も広い通りと言われる7月9日通りにあるのですが、
この堂々とした姿を初めて見たときは驚きました。
その高さ、220フィート(67m)もあるのです。
以前は、塔の内部にある階段を上って
塔の上から7月9日通りを見下ろすことが出来たそうなのですが、
現在は内部に入ることは出来ません。
ところでこのオベリスコ、2005年の世界エイズデーの際に
「エイズと闘う」という意志を示すため、
ピンク色のコンドームをまとった姿に大変身したのだとか。
さすがアルゼンチン。やることが大胆です。
▲友だちのAlejandroから、そのときの写真を入手!アルゼンチンでも若い世代を中心に
エイズの感染が拡大していると言いますから、こうして啓発していくことは大切です。
ブエノスアイレスのシンボルとも言うべきオベリスコを
ぜひ写真に収めようと、
連日のようにたくさんの観光客が訪れています。
・・・が。それを狙ったひったくり事件も多発しています。
この周辺を観光する際には、十分に気をつけて下さい。
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☆オベリスコへの行き方
地下鉄/ B線C.Pellegrini駅, D線9 de Julio駅(徒歩数分)
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