12/6は『サンタの日』プレゼントはチョコレート?それとも...「Mikulás napja」
明日、12月6日は 聖ミクラーシュの日(聖ミクローシュの命日)
通称 「サンタクロースの日」⭐︎
日本ではクリスマスにサンタクロースが来ますが、
ハンガリーでは一足お先に、12月6日にサンタクロースがやってきます!
サンタクロースが12月5,6日にブダペストにやってくるのは、
この「サンタクロースの日」のためなのです♪
日本でこのサンタクロースの日の話をすると、
必ず「じゃあ、クリスマスには誰が来るの?」 という質問を受けます。
クリスマスはキリストの降誕祭なので、
12月24日にプレゼントを届けてくれるのはキリスト。
サンタクロースは来ないのです。
逆にハンガリーで、日本ではクリスマスにサンタクロースが来るという話をすると
ハンガリー人たちはみんなきょとんとした顔になり、
「じゃあ、サンタクロースの日には誰が来るの?」 と不思議がります。
文化の違いって、面白いですね。
サンタクロース型のチョコレートはプレゼントの定番!
さて、そんなサンタクロースの日。
ハンガリーでは5日の夜、きれいに磨いたブーツや靴を玄関や窓辺に置いておくと
翌朝 "良い子" の靴の中には、チョコレートなどのお菓子やナッツなどが入っています。
もちろん、これはサンタクロースからのプレゼントです。
ところが "悪い子" のところには、サンタクロースはやってきません...
代わりに 「Krampusz (クランプス)」 という悪魔がやってくるのです!!
"悪い子" は、悪魔から「Virgács (ヴィルガーチ)」 という
金色に塗られた小枝の束をもらいます。
悪い子はこれでお仕置きをするよ!ということだそう。
実際は両方もらう子もいるそうなので、しつけの意味があるのでしょうね。
ヴィルガーチは、スーパーマーケットで 100HUF (約49円) で買いました。
他には、お花屋さんなどでも売っているようです。
今回はブログ用に1束購入しましたが、もちろん誰にもあげる予定はありません...!
またこどもたちだけでなく、大人たちも会社や友達の間で
チョコレートを渡し合うこともしばしば。
そのため11月下旬からは、スーパーマーケットなどには
チョコレートが所狭しと並び始めます。
お店の広告にも各メーカーのチョコレートがずらりとこの通り。
まさに、サンタクロース型チョコレート商戦です!
そしてこちらは、この時季になるとお花屋さんにずらりと並ぶ
日本でもおなじみの、冬が似合うお花「ポインセチア」
ハンガリーでは、サンタクロースの花 「Mikulásvilág (ミクラーシュヴィラーグ)」
と呼ばれています。
お部屋にひとつあるだけで、クリスマス準備の雰囲気が高まりますね。
サンタクロースの日は、いよいよ明日!
今年のプレゼントは、チョコレートかヴィルガーチか...
一年を反省をしながら、明日の朝を迎えることになりそうです。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。