12/6は『サンタの日』プレゼントはチョコレート?それとも...「Mikulás napja」

公開日 : 2014年12月05日
最終更新 :
筆者 : Shuri

明日、12月6日は 聖ミクラーシュの日(聖ミクローシュの命日)

通称 「サンタクロースの日」⭐︎

日本ではクリスマスにサンタクロースが来ますが、

ハンガリーでは一足お先に、12月6日にサンタクロースがやってきます!

サンタクロースが12月5,6日にブダペストにやってくるのは、

この「サンタクロースの日」のためなのです♪

日本でこのサンタクロースの日の話をすると、

必ず「じゃあ、クリスマスには誰が来るの?」 という質問を受けます。

クリスマスはキリストの降誕祭なので、

12月24日にプレゼントを届けてくれるのはキリスト。

サンタクロースは来ないのです。

逆にハンガリーで、日本ではクリスマスにサンタクロースが来るという話をすると

ハンガリー人たちはみんなきょとんとした顔になり、

「じゃあ、サンタクロースの日には誰が来るの?」 と不思議がります。

文化の違いって、面白いですね。

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サンタクロース型のチョコレートはプレゼントの定番!

さて、そんなサンタクロースの日。

ハンガリーでは5日の夜、きれいに磨いたブーツや靴を玄関や窓辺に置いておくと

翌朝 "良い子" の靴の中には、チョコレートなどのお菓子やナッツなどが入っています。

もちろん、これはサンタクロースからのプレゼントです。

ところが "悪い子" のところには、サンタクロースはやってきません...

代わりに 「Krampusz (クランプス)」 という悪魔がやってくるのです!!

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"悪い子" は、悪魔から「Virgács (ヴィルガーチ)」 という

金色に塗られた小枝の束をもらいます。

悪い子はこれでお仕置きをするよ!ということだそう。

実際は両方もらう子もいるそうなので、しつけの意味があるのでしょうね。

ヴィルガーチは、スーパーマーケットで 100HUF (約49円) で買いました。

他には、お花屋さんなどでも売っているようです。

今回はブログ用に1束購入しましたが、もちろん誰にもあげる予定はありません...!

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またこどもたちだけでなく、大人たちも会社や友達の間で

チョコレートを渡し合うこともしばしば。

そのため11月下旬からは、スーパーマーケットなどには

チョコレートが所狭しと並び始めます。

お店の広告にも各メーカーのチョコレートがずらりとこの通り。

まさに、サンタクロース型チョコレート商戦です!

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そしてこちらは、この時季になるとお花屋さんにずらりと並ぶ

日本でもおなじみの、冬が似合うお花「ポインセチア」

ハンガリーでは、サンタクロースの花 「Mikulásvilág (ミクラーシュヴィラーグ)」

と呼ばれています。

お部屋にひとつあるだけで、クリスマス準備の雰囲気が高まりますね。

サンタクロースの日は、いよいよ明日!

今年のプレゼントは、チョコレートかヴィルガーチか...

一年を反省をしながら、明日の朝を迎えることになりそうです。

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