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ルーマニアは赤色!イースターエッグの作り方

カテゴリー:文化・芸術・美術 投稿日:2019年5月 1日

今年のイースターは4/28~4/30まででした。ルーマニア人の楽しみの一つはイースターエッグを食べることです。殻が赤く、少し酸っぱい味をしている卵は子供から大人まで多くの人に愛されています。しかし、中身は普通のゆで卵とあまり変わらないのに、なぜルーマニア人は卵をわざわざ赤く染めるのでしょうか?

伝説によると聖母マリアが磔刑されている最中の息子・イエスに会いに来た際、十字架にはりつけられて苦しんでいる息子を見て、手に持っていた籠を彼の足元に置きました。その籠の中には卵が入っていましたが、次第に卵がイエスの血で赤くなったそうです。その話からイエスの純粋な血で赤く染められた卵は犠牲の一つのシンボルになりました。

ルーマニア人は昔からイースターから昇天まで、40日間もかけて赤い卵を食べます。ペンキ等がなかった時代には卵を赤く染めるため、玉ねぎの皮や他の野菜の葉っぱが使われました。玉ねぎの皮でできた汁でゆでると卵の殻は茶色になります。

現在は玉ねぎの皮の代わりに、より染めやすい着色剤が使われます。卵用の着色剤は一袋約20円で、10個の卵を染めるために使えます。

赤い卵の作り方


#1 着色剤が綺麗につくように卵を洗剤で洗わなけばなりません。その後、大きな鍋で約20分、弱火でゆでます。



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#2 卵をゆでる間に違う鍋で着色剤を用意します。30個の卵を染めるため、着色剤3袋、お湯1.5リトルとお酢大さじ15が必要です。

着色剤の汁ができたあとで、ゆで卵を1個ずつ殻付きのまま沈めます。


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#3 着色剤がつくまで約5~10分ぐらいかかります。


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#4 赤く染めた後、卵をとり出して乾燥させます。


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#5 赤い卵を食べる時、割る前に特別な呪文をいう必要があります。


家族一人ずつ好きな卵を選んでペアに分かれて「Hristos a inviat!(ハリストス・ア・ウンヴィアトゥ!、意味:キリストが復活しました!)」と「Adevarat a inviat!(アデヴァラトゥ・ア・ウンヴィアトゥ!、意味:確かに復活しました!)」といいます。

この呪文はルーマニア人にとってイースターから昇天の間、「おはようございます」「こんにちは」と「こんばんは」の代わりの挨拶にもなります。


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ブカレスト在住。日本人のTとルーマニア人のOが様々な視点から現地情報をお届けします! 現地にてルーマニアと日本のヒト・モノ・コトを繋ぐ会社「Japan Transit Platform SRL」を設立。 日本語レッスン教室を軸として翻訳、通訳、ガイド、日本企業とのコラボレーション等も受付けています。
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