ルーマニア、夏の気候について(2016年)

公開日 : 2016年08月09日
最終更新 :
筆者 : T&O

日本では猛暑日が続いているようですね。私は4年ほど甲府市に住んでいた時期がありますが、とても暑かったことを覚えています。

★ルーマニアは北海道と同じ緯度

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以前、ルーマニアは緯度が北海道と同じだと記事に書かせていただきました。緯度が北海道と同じと言うことで「ルーマニアは夏でも涼しいの?」とこちらに旅行に来られる方によく質問されるのですが、

「地域によっては涼しい」ですと答えています。

ルーマニアは場所にもよりますが、山がそびえている北の地域では8月でも30度に届くか届かないかくらいなので北海道と同じような涼しさが味わえるかもしれません。

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★首都ブカレストは毎年とても暑い

首都であるブカレストは平らな土地、盆地のため熱がこもりやすくルーマニアの中でも最も暑い地域。

昨年の夏は40度を超えた日もありました。今年も6月の時点で37度を超えた日があったので、暑い夏となりそうです。こちらに住んでいて実感するのは日射しが日本よりも強く感じる事。8月の今も強い日射しが容赦なく照りつけています。8月末まではもっと気温が上昇するでしょうね。

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夏のブカレストを観光する際は、女性の方なら「日焼け止めクリーム」は必須。日本のように熱中症対策の団扇を街中で無料配布している光景は見られないので、扇子などを持参し暑さ対策をしてください。

★暑さ対策を万全に!飲料水の種類もご紹介

忘れてはならないのが水分補給ですね。ヨーロッパでは水というと「普通の水」と「炭酸水」の2種類が売られています。日本で言うミネラルウォーターは「apa plata(アパ プラータ)」、炭酸水は「apa minerala(アパ ミネララ)」と言います。ペットボトルにも表記されていますので確認して買って下さい。

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↑↑左の透明ボトルが「apa plata」、右の水色ボトルが炭酸水の「apa minerala」

またルーマニア全土で言える事ですが、公共交通機関(バス・トラムなど)では新型と旧型が運行しており、旧型の場合、エアコンが未設置の車両もあります。車両の新型・旧型は外見の綺麗さで判断するのが1番。エアコンがない車両だととても暑く、特にバスは満員となる事も多く長時間乗っていられません。乗られる際は車体に「Air Conditioner」と書かれている車両を選ばれる事をおすすめします。

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服装もなるべく涼しい格好が良いでしょう。モールや商店に入るとクーラーが入っていますが、日本のように寒すぎる事はないと思います。

とにかく良い意味でも悪い意味でも便利な日本とは勝手が違う東欧の国なので、前もって自分の身は自分で守る心構えが必要だと思います。それでは良い旅を!

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