"SPA"の語源の町で温泉に入ろう!
こんにちは。ブリュッセル特派員のみぽりんです。
リラックスできない日々が続く昨今ですが、今回は気持ちだけでもリラックスということでベルギーの町「SPA」について紹介します。
英語のspaの語源はここ!
英語で温泉のこと「スパ」って言いますよね? この語源になったのがベルギーのこの町「SPA」。
地球の歩き方のオランダ・ベルギー・ルクセンブルク編によると
"ローマ時代から温泉地として知られ、16世紀以降は王侯・貴族・芸術家たちの集まる高級温泉保養地としてにぎわった"由緒正しい温泉保養地なんです。またF1で有名なスパフランコルシャンサーキットもこの近くということで、例年であれば世界中から観光客が集まるベルギーの一大観光地なわけです。
今回のスパ訪問の目的はやっぱり温泉でのんびりということで、スパの町の高台にある「Thermes de Spa」に行ってみました(ちなみに訪れたのは、比較的状況が落ち着いていた9月頃です)。
実は、ベルギーからドイツにかけての地域ではこのようなタイプの温泉リラクゼーション施設(テルム/テルメン)が数多くあり、このタイプの施設に訪れるのは3回目。日本の温泉のイメージとはかなりかけ離れていますが、これはこれで楽しいものですよ。
では、ヨーロッパのテルムの入り方を少し解説しましょう! そもそも温泉と言ってはいますが、要するに温水プールですのでくれぐれも水着はお忘れなく。
この大きな建物がスパ施設。高台にあるので車でのアクセス、またはケーブルカーで丘を登ってアクセスします。
建物の中に入ると、カウンターがあるので事前に予約していることを伝えてリストバンドをもらいます。
このリストバンドがロッカーのカギと場内での財布代わりになりますので身に着けておきましょう。
テルムの場内に入場したら、まず水着に着替えます。個室がたくさん並んでいるので一方から入って着替えたら、反対側のドアから出ます。男女の区別はありませんので空いているところで着替えましょう。
着替えて反対側のドアから出たら、そこがロッカーエリア。空いているロッカーに荷物を入れて、鍵をかけます。
この鍵のシステムが日本では見たことないもので、ロッカーについているボタンをリストバンドを使って押し込むと鍵がかかるんです。押し込んだときに使ったリストバンドでないともちろん鍵は開かないのですが、慣れていないと何とも不思議に感じると思います。
ロッカーを閉めたら、タオルを持って温泉へ! 温泉プールエリアに入る前にシャワーを浴びます。
あとは好きな温泉プールに入って楽しむだけです。こちらの温泉プール、32℃から35℃くらいの幅でいくつかあるのですが、けっこう冷たい(笑) みんな冷えたら暖かいジャクージや38℃のプールに向かって一目散でした。
プールに飽きたら、階段を上がってサウナエリアへ行きましょう。
サウナは裸のタイプと水着着用のタイプがあります。男女一緒なので水着着用のタイプの方が日本人には落ち着きますね......(温泉なのに)冷えた体がサウナで芯からあったまるのでサウナに普段行かない方でも行った方がいいです! 寒いまま外に出たら死んじゃいます(笑)
プールとサウナを満喫したら、帰りは来たときと同じように個室で着替えて、反対側の出口に出て精算して終了です。
精算後の出口を出たところにこんなものが。SPAの周辺から湧き出す3種類の源泉を飲み比べることができます。
3種類のうち、シンクの色がとんでもないことになっている源泉は鉄分が非常に多く含まれていて飲めたものではありませんでした......
現状では訪れることは難しい状況ですが、訪れることができるようになったらぜひSPAの起源の地で温泉に入ってみてくださいね。
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