小便小僧だけじゃない!ブリュッセルの穴場スポット3選
ベルギーと聞くと何を思い浮かべるでしょうか? ワッフル? 小便小僧? でもそれだけじゃないんです。
記念すべき初投稿となる今回は、ヨーロッパの首都と呼ばれるブリュッセルの中でも観光客が比較的少ない穴場スポットを3つ紹介します。なお、現在世界中で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。しばらくはこちらのブログで旅行気分を味わって、安心して旅行ができるようになったらぜひ訪れてくださいね。
■ブリュッセル中心部のビュースポット「芸術の丘」
最初に紹介するのは、ブリュッセル中央駅から徒歩5分ほどのところにある「芸術の丘(Mont des arts)」です。
こちらは王宮やブリュッセル公園などがある丘の上と、グランプラスがある旧市街を結ぶ道となっていて、丘の中央あたりにある広場からブリュッセル中心部の美しい景色を見ることができます。
広場の前の庭は四季折々の植物で整備されていますので、特に春から夏にかけて美しい花々とブリュッセル旧市街の景色を一緒に見ることができるでしょう。
広場では景色をバックにストリートミュージシャンが演奏していたり、アーティストが露店を出していたりと、まさに「芸術の丘」ですね!
周辺には王立美術館やマグリット美術館がありますので、丘の上で美術鑑賞をしたあとはこの丘でひと休みして、旧市街へ降りていくのがおすすめです。
■芸術の丘(Mont des arts)
■ヨーロッパ地区の広大な公園「サンカントネール公園」
次に紹介するのは、EU本部などの国際機関が多く集まるヨーロッパ地区(European Quarter)にあるブリュッセルを代表する公園「サンカントネール公園(Parc du Cinquantenaire)」です。
フランス語で50周年記念を意味する「サンカントネール(Cinquantenaire)」という名前が示すとおり、この公園はベルギーの独立50周年を記念して1880年に開催された万国博覧会の跡地を活用した公園です。
サンカントネール公園のシンボルともいえる凱旋門は1905年にフランスの建築家シャルル・ジローによって完成されたもので、現在でも北翼にある王立軍事博物館の中から凱旋門に登ることができますよ。
30haもの広さを持つこの公園でのおすすめの過ごし方はずばりピクニック!
ブリュッセル中心部や最寄りのMerode駅近くのパン屋さんでランチを調達して、サンカントネール公園の芝生広場や森の中のベンチでピクニックをしましょう。ピクニックだからといってたいへんな準備は何も必要ありません。気に入ったパンやサンドイッチを持っていくだけ。緑に囲まれて心地よい風に吹かれながら食べるランチはとってもおいしいですよ。
そのあとは、公園の中を散歩して反対側にあるもうひとつの最寄り駅Schuman駅真上にあるEU本部を眺めてから中心部に戻るのがおすすめです。
■サンカントネール公園(Parc du Cinquantenaire)
■ブリュッセル市民の憩いの場「カンブルの森」
最後にご紹介するのは、ブリュッセル市民が集まる憩いの場「カンブルの森(Bois de la Cambre)」です。
ブリュッセルでは多くの店が日曜定休なので、現地では土曜日は買い物、日曜日はのんびりと自然を楽しむという生活スタイルが定着しています。そのため多くの人たちが、太陽や自然を求めてカンブルの森にやってきます。特に冬の日照時間が少ないブリュッセルでは、夏の輝く太陽がとっても貴重でみんな大好きなんです!
ジョギングをしている人もいれば、森の中にある池の近くで日光浴をしながら昼寝する人など皆さん思い思いに休日を過ごしていて、ブリュッセルの中でもゆっくりとした時間が流れているように感じられる場所です。
カンブルの森に来たなら、森の周辺にたくさんある公共のシェアリング自転車を借りて森の中をサイクリングしてみませんか? シェアリング自転車を借りるには事前に登録が必要ですが、借りたいところで自転車を借りて好きな自転車ステーションに返却できるので、手軽にサイクリングを楽しめます。森の中は車道が通っていますが日曜日は車両通行止めになりますので、安全にサイクリングが楽しめる日曜日に訪れるのがおすすめです。
■カンブルの森(Bois de la Cambre)
今回は記念すべきブリュッセル特派員第1回目の投稿として、ブリュッセルの中でも観光客が少なめの穴場スポット3つを紹介させていただきましたがいかがでしたか?
ブリュッセルは世界各国から人々が集まり、さまざまな文化が混ざり合う国際色豊かな町です。町のなかを見てもフランス語とオランダ語が併記されていて、ヨーロッパのほかの都市とも少し違う雰囲気があるかなと思います。またベルギーは「美食の国」なんて呼ばれるともあるくらい、多種多様な食文化を体験することができる食べ物好きにはうってつけの町です。
そんなブリュッセルの魅力をこれからどんどん発信していきたいと思います。今後とも、ぜひお付き合いのほどよろしくお願いします。
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