まるで時が止まったような中世の古都 ゲントへ【ブリュッセルから日帰り旅行】

公開日 : 2013年07月02日
最終更新 :
筆者 : SAORI

ブリュッセル、アントワープに続くベルギー第3の都市ゲントは、ブリュッセルからブルージュへ向かう途中にあり、ブリュッセルから電車で約35分。観葉植物の園芸農業が盛んで、5年に一度「ゲント・フロラリア」という花の祭典が行われ、「花の都市」として知られています。また、1971年からは金沢市と姉妹都市提携を結んでいます。

中央駅(ゲント・セント・ピータース Gent-Sint-Pieters)から見どころの集まる旧市街地までは約2㎞と離れているので、旧市街地までは1番のトラムのEvergem行きに乗って、コーレン・マルクト(Koren Markt)で下車します。

トラムを降りたら目の前に見えるのが、世界遺産に登録されている鐘楼とラーケンホール(繊維ホール)、左手が聖ニコラス教会、右手が聖バーフ大聖堂です。

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【写真上】 世界遺産の鐘楼とラーケンホール。トラムから見える方向とは反対から撮影。

旧市街地では、トラムを降りてすぐ見える建物もいいですが、レイエ川沿いに歩くと見えてくるフランドル伯居城(Gravensteen)や、

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橋から見える川沿いの景色を眺めていると、

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まるで時間が止まってしまったような感じがするかもしれません。

毎年7月には国内外から200万人が訪れる10日間限定のゲント・フェスティバルが開催されます。ゲントの街のあちこちで、パレード、コンサート、ダンス、演劇などのイベントが行われます。1843年から開催されている歴史あるフェスティバルで、ベルギー人の友だちによると、裕福ではない家庭の子どもたちも家族みんなで楽しい夏休みの思い出ができるようにと、市民のためのお祭りとして企画されたのがはじまりのようです。2013年は7月20日~29日に開催予定です。

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【写真上】 2012年は川沿いには特設ダンス会場が設けられ、深夜まで大盛り上がりでした。<お役立ちメモ>中央駅から旧市街地までトラムに乗るときは、トラム乗車前に自動販売機で切符を買っておき、トラムに乗ったときに車内の刻印機で刻印してください。自動販売機で切符を買うときは、片道1.20ユーロです。ここで帰りの分の切符も買っておくと便利です。自動販売機はコインと5ユーロ札が使えますが、クレジットカードが使えないことがあるので、事前にコインを多めに用意しておいてください。自動販売機で切符を買えなかった場合は、トラムの運転手から買えますが、切符の値段は2ユーロです。ときどき抜き打ち検札があり、切符に刻印がない場合は罰金(最低75ユーロ、最高500ユーロ)の対象になりますので、必ず切符を買って刻印してくださいね。(切符の値段は2013年5月現在)

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