おいしい街ブリュッセルからこんにちは!

公開日 : 2011年12月21日
最終更新 :

はじめまして! 

ベルギー・ブリュッセル特派員に任命されました、びねくにこです。

ヨーロッパの小国ベルギー、そしてその首都であるブリュッセル。みなさんご存知でしょうか?

グランプラス111212.jpg

ブリュッセルの観光名所として思いつくのは、グラン・プラス、小便小僧くらい・・・?

小さな街で、華やかで有名な建築物があちこちにってわけでもないので、

ヨーロッパの町としては、ちょっと地味な印象かしら。

小便小僧111212.jpg

個人的には、ブリュッセルの魅力はズバリ「食」にあると思ってます。

日本でも有名なベルギーワッフルや、Godiva, Pierre Marcoliniなどの世界的にも人気のチョコレート、

何百種類もあると言われるベルギービール。

ムール貝やビールで煮込んだジビエなど、おいしいものが溢れています。

チョコレート屋さん111212.jpg

ベルギーの人口一人当たりに対するレストランの数はヨーロッパの中でもトップクラスとも言われているくらい、

食べることの大好きな人にはたまらない国。

EUや国際組織の機関が多いところから国際色豊かなので、典型的なベルギー料理レストランだけでなく、

いろんな国籍のレストランも簡単に見つかります。

そんなグルメな町ブリュッセルからまず一番に紹介したいのが、ベルギー国民的ジャンクフードのフリッツ。

じゃがいもの揚げ物、フライドポテトのことです。

米語でフレンチフライと呼称されていますが実はベルギー発祥の食べ物なんですよ。

この事実を知っているのと知らないのとでは、ベルギー人から受ける好感度が異なってくるので要注意!

フライドポテトといえば、ファストフード店でハンバーガーにセットでついてくる、

どちらかといえばおまけ要素のジャンクフードというのが一般的なイメージですよね。

でもベルギーではポテト山盛りどーーーん!っていうのが普通で、さらに食事のメインになっちゃうのです。

しかも前菜とかおかずなどの概念をすっ飛ばして、ほんとにポテトのみ。

どーーーーん!

フリッツ&ビール111212.jpg

ベルギー人のある日の夕食です。フリッツ&ビール。一般的な20代ベルギー男子なら、

週に一回くらいこのような食事をとるらしいです。シンプルで豪快。炭水化物オンリー。

基本的にベルギー人は家で揚げたフリッツではなく、街角にある屋台風フリッツスタンドで買ったものを食べます。

家で生のジャガイモを剥いて、適度な長さに切って、丁寧に二度揚げして作っても、

スタンドで目の前で揚げてくれるフリッツの方がおいしいんだって。

おいしいと人気のあるスタンドには、夕食時に行列ができるのも当たり前。

寒い中や雨が降っていても黙って並ぶ人々の光景に、ベルギー人、どんだけイモ好きなんだよ!と思っちゃいます。

でも確かに、二度揚げされたほくほくの肉厚フリッツは、一度食べると止まらなくほどおいしいのです。

私自身もお腹が苦しくなるまで食べちゃうこともしばしばで、その後を引く脂っこさや無駄に吸収したカロリーを

考えると甚だ後悔するのですが、喉元過ぎれば熱さ忘れるとはこのことで、

しばらくするとやっぱり食べたくなってしまうから怖い。

魔性のベルギーフライです。あ、ちと大げさですかね。

とりあえずフリッツはベルギーが誇る食文化のひとつなので、訪れる際には一度は食べてみることをお勧めします。

日本人の胃袋サイズ向けの小さいサイズも買えますよ。

フリッツ111212.jpg

そしてベルギーのフリッツに欠かせないのがソースです。

その種類は数多く、スパイシーな「アンダルシア」、ピリ辛の「サムライ」など不思議な名前のソースを

いろいろ試すことができます。

しかし保守的なベルギー人には定番マヨネーズが人気だそうです。

まあ、フリッツソースについては、またの機会に詳しく紹介したいと思います。

ということで、これからおいしいブリュッセル情報をどんどんお伝えしたいと思います。

質問やリクエストなどありましたら、お気軽にコメントまたはご連絡ください。

では、よろしくお願いします!

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