フェドカップ2016優勝!! 祝チェコ3連覇!!

公開日 : 2016年11月14日
最終更新 :

 女子テニス国別対抗戦フェドカップで、チェコ代表が3対2でフランスを破り、3連覇を達成しました!!

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初戦から大変な試合でした。フルセット、最終セットのスコア16-14と、伊達選手とグラフ選手の試合を彷彿させる試合でした。一体いつ終わるのかという3時間48分の死闘の末プリスコバ選手がムラデノビッチ選手を破ります。このままクビトバ選手で勝って一気に王手に、と思いきや、第2試合ではフランス代表カロリーヌ・ガルシア選手がすさまじいリターン連発でクビトバ選手を7-6(6) 6-3で破り、1対1のタイで初日を終えました。

 1対1で迎えた2日目の第一試合、フランス代表ガルシア選手は今日も前日の勢いそのままに、さらに会場の応援をそのまま力に取り込んでいるかのようなプレーを今日も見せ、エースのカロリーナ・プリスコバから第1セットを先取、第2セットこそプリスコバ選手に取られたものの、第3セットを取り、昨日のクビトバ選手に続きプリスコバ選手も破り2勝を挙げ、先にフランスが2対1で王手を取りました。

 もう一試合も落とせない崖っぷちの状況でチェコはバルボラ・ストリコバ選手を2日目第2試合のシングルスに投入、アウェイの中でも安定した落ち着いたプレーで第一ゲームを先取、第二ゲームはドロップショットをアリーゼ・コルネ選手が追い付いては決め、コルネ選手が3ゲームリードし、これは最終セット勝負かと思いきや、安定感あるストロークで再びセットを取り返し、タイブレークの末に見事第2ゲームもストリコバ選手が取り、2対2で最終第五試合目のダブルスで優勝が決まることに。

 フランス代表は初日の第一試合シングルスでプレーしたムラデノビッチ選手と、シングルスで2勝をあげているガルシア選手のコンビ、全仏オープン優勝ペアを投入、チェコもメンバーを変更、エースのプリスコバ選手にストリコバ選手の、2日目のシングルスでプレーした二人を再びダブルスでも投入。

 クビトバ選手は武漢オープンで世界ランキング一位のケルバー選手を破り勝ち進み、決勝戦でも圧勝して優勝を収めましたが、そのころから痛めていた足の状態が思わしくない中で初日の試合に臨み、2日目の試合のシングルス出場するか否かを悩んだが、チームで戦っていることを鑑み、「人生で最も難しい決断の一つだった」と、2日目のシングルスをストリコバ選手に託しました。そしてそれに応えて見事シングルスで勝ち、続くダブルスでもプリスコバ選手と組み、見事7-5、7-5で最終ダブルスもチェコが勝ちました。

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 第一試合から第五試合まで、全ての試合でどちらが勝ってもおかしくない試合でした。結果もまた3-2。地の利や国の威信をかけた試合、団体戦、対戦選手の組み合わせ、様々な要素が絡みあい、単にランキング上位が勝つ、という結果にならないので、ドキドキの連続でした。初戦の第一試合では最終セット、チェコでは映像がとぎれて音だけの放送になるゲームがあり、さらにハラハラドキドキでした。

 ワールドグループからの全対戦を3-2の勝ち上がりでの優勝でした。それでも3連覇する自力のすごさはもちろんですが、来年はどうなるかわからないという印象も受けました。

 日本チームに期待しつつ、来年のフェドカップも楽しみです。

 チェコチーム優勝、おめでとう!!

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