ボストンマラソン爆破事件について - 4月16日の情報

公開日 : 2013年04月17日
最終更新 :

今日のボストン市内は人出も少なく閑散としていて、警察官や警備員が見守る中、いつもはエネルギッシュなボストニアンも皆ひっそりと悲しそうな表情で行き来していました。

ボストンマラソンは、町中が参加する一大イベント。実際に私たちの周りにもレースに参加したり、観戦に赴いた人が沢山いました。中には爆発で怪我をした人たちもいます。ですので皆、「被害者は自分だったかも。」という親身な深い思いでこの事件を見ています

4月16日時点での情報です。

死亡者3名、負傷者176名、うち17名は重体という状況です。

• 木曜日午前11時の追悼式にはオバマ大統領も参列します。

• 2つの爆破は爆弾であったことが確定されました。他に見つかった不発爆弾と思われた物は全て爆発物ではありませんでした。

• 爆弾は、圧力釜に爆発物と鉄玉や釘などを詰めた物。黒いナイロン製のリュックサックかジムバッグに入れられ、地面に置かれていたようです。爆弾に使われた圧力釜の一部写真

• 現場で見つかった回路盤から、時限爆弾であった可能性が高いとのことです。

警察・FBIから

• 午後2時50分の爆発の前後に現場付近で写真やビデオを撮影された方は、映像を撮影時刻と共にFBI警察にご提供くださると捜査の大きな助けとなります。一見普通の映像でも手がかりにつながる可能性がありますのでご協力をお願いいたします。

• マラソンの日に、黒い重そうなナイロン製の袋、バッグ、リュックを持った人物を目撃された方は是非FBI警察にご一報下さい。

• 身近にマラソンイベントや4月15日、愛国記念日などに対して批判的、破壊的な発言をした人物、または爆発物に異常な興味を持つ人物がいた場合もご一報下さい。

映像および情報の送付先

Eメール: Boston@ic.fbi.gov

電話: 1-800-225-5324 (1-800-CALL-FBI)

病院情報

けが人は以下の病院にて治療を受けています。警備が厳しくなっていますことをご留意下さい。

Massachusetts General Hospital

Brigham and Women's

Children's Hospital

Tufts Medical Center

Beth Israel

Boston Medical Center

交通情報

• 空港および公共交通機関は通常通り運行していますが、セキュリティーチェックが通常より厳しくなっており、遅れが生じたりしています。ご旅行の際はお時間に余裕をもっての移動をおすすめします。

• コプリースクエアCopley Square周辺は捜査中のため数日間は完全通行止めとなる見込みです。

• 地下鉄コプリー駅は閉鎖されています。グリーン線は止まらずに通過しますので、付近を訪れる方はアーリントン駅かプルーデンシャル駅をご利用ください。

その他

• 本日のセルティックスのバスケットゲームはキャンセルされました。

• 休校の情報はこちらから

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。