運転手の携帯メールが引き起こした衝突事故

公開日 : 2009年05月10日
最終更新 :

 8日(金)の午後7時ころ、ボストンの交通機関であるトローリー2台が衝突するという事故が起きました。この事故で、乗客など約20人が負傷し、病院に搬送されました。

 追突事故を起こした24歳の運転手は、なんと事故当時、ナント「彼女に携帯メールをうちこんでいた」と認めているそうです。結果、前方に停止していた別の車両に気付かずに、ブレーキが間に合わず、衝突したそうです。

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 このトローリーは、ボストンではT(ティー)と呼ばれ、地下と地上を走っています。緑色のトローリーは特に私が一番よく使う路線です。自分も巻き込まれていた可能性があったかと思うと背筋がゾッとしました。何百人もの命を預かっているという責任感に欠けたこの若い運転手の軽率な行動に、驚きと憤慨を隠せません。

 これまでも、列車やバスの運転手は勤務中の携帯の利用を禁じられていましたが、1回目、2回目は、停職処分、3回目で解雇処分という制度だったようです。しかしこの事故をうけて「運転手は携帯の所持を禁ずる」という制度に変わりました。(当たり前!な気がしますが)

 これからもT(ティー)は生活に欠かせない交通手段ですが、信用するしかありません。

 携帯電話・・・といえば、マサチューセッツ州では車を運転中の携帯電話の使用が法的に規制されていません。タクシーの運転手はよく、電話をしながらお客さんを乗せ、運転しています。後ろに乗っている身としては、けっこうひやっとすることがあるのです。・・・・こちらも使用を禁じるべきではないかと、個人的に思っています。

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