日蓮大聖人御降誕800年に向かっての祈り「大本山 小湊 誕生寺」(千葉県鴨川市)

公開日 : 2019年05月11日
最終更新 :

こんにちは。

房総特派員の、さくらパパこと嶋津彰一です。

今日は、令和の新しい時代を迎え、令和3年(2021年)2月16日に日蓮大聖人御降誕800年を迎える、千葉県鴨川市にある「大本山 小湊 誕生寺」を紹介します。

R010502tanjohji01.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「総門」

住所は、千葉県鴨川市小湊183

R010502tanjohji02.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「略縁起」

日蓮聖人は、貞応元年(1222年)2月16日、小湊片海の地に御降誕されました。

その際、庭先から泉が湧き出し産湯に使った「誕生水」、時ならぬ時に浜辺に青蓮華が咲いた「蓮華ケ渕」、海面に大小の鯛の群れが集まった「妙の浦」という、三つの不思議な出来事が「三奇瑞」として伝えられています。

日蓮聖人は、幼名を善日麿といい12歳までこの地でお暮らしになりました。

日蓮聖人は、文永元年(1264年)に、母梅菊の病を祈願し蘇生させます。

延命した母梅菊は、それを記念して「菩薩荘厳堂」を創建、その後に直弟子の日家上人が、建治2年(1276年)10月に日蓮聖人生家跡に一宇を建立、「高光山 日蓮 誕生寺」と称したのが誕生寺の始まりです。

R010502tanjohji03.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「境内案内図」

日蓮聖人が小湊でお生まれになったことを祝う、2月16日も「宗祖ご降誕会」、法要で水塔婆と灯篭に書きしたためた諸人の志す諸霊位を回向供養し、法要後に妙の浦洋上に流して供養する「流灯会(海施餓鬼会)」、きれいに着飾った子供たちが、7才まで成長したお礼と日蓮聖人のように立派な人に成長するようお祈りする「お会式(七五三詣り)」など、他にはない年中行事が今の時代に伝えられています。

R010502tanjohji04.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」

R010502tanjohji05.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「仁王門」

宝永3年(1706年)建立

R010502tanjohji06.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「仁王尊(阿像)」

上総の仏師 松崎右京大夫法橋作

R010502tanjohji07.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「仁王尊(吽像)」

上総の仏師 松崎右京大夫法橋作

R010502tanjohji08.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」

R010502tanjohji09.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「鐘楼」

R010502tanjohji10.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「日蓮聖人御幼像」

R010502tanjohji11.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「祖師堂」

弘化3年(1846年)建立

R010502tanjohji12.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」

R010502tanjohji13.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」 「祖師堂」

弘化3年(1846年)建立

R010502tanjohji14.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」

R010502tanjohji19.jpg

「大本山 小湊 誕生寺」

「妙の浦」

日蓮聖人が小湊片海の地に御降誕された際に起こった三つの不思議な出来事「三奇瑞」の一つ、海面に大小の鯛の群れが集まった「妙の浦」

R010502tanjohji20.jpg

「大本山 小湊 誕生寺」

「お会式(七五三詣り)」

きれいに着飾った子供たちが、7才まで成長したお礼と日蓮聖人のように立派な人に成長するようお祈りします。

R010502tanjohji15.jpg

「大本山 小湊 誕生寺」 「鯛みくじ」

R010502tanjohji16.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」

「大本山 小湊 誕生寺」は、令和3年(2021年)2月16日、日蓮聖人御降誕800年の節目の年を迎えます。

R010502tanjohji17.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」

平成最後の日の御朱印

R010502tanjohji18.JPG

「大本山 小湊 誕生寺」

令和二日目の日の御朱印

「大本山 小湊 誕生寺」の詳細については、こちらをご覧ください。

筆者

千葉特派員

嶋津 彰一(さくらパパ)

千葉県鴨川市在住。主にワンコ連れの旅にオススメの店やスポット、イベントをお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。