創業二百五十有余年!「寿萬亀」の亀田酒造株式会社(千葉県鴨川市)
こんにちは。
房総特派員の、さくらパパこと嶋津彰一です。
今日は、房総ワンワン特派員のさくらと寅次郎と一緒に、地元が世界に誇る酒蔵を紹介します。
その酒蔵は、千葉県鴨川市にある、清酒「寿萬亀(じゅまんがめ)」の亀田酒造株式会社。
亀田酒造株式会社は、宝暦年間の創業で二百五十有余年の歴史を持ち、全国で唯一、明治神宮にご奉納するお酒を造っています。
酒蔵の場所は、千葉県鴨川市仲329
県道34号線(長狭街道)沿いにあります。
「明治神宮 新穀神酒献上記念誌」
明治4年、明治天皇が天皇家の伝統神事である大嘗祭(だいじょうさい ※即位した天皇が最初に行う新嘗祭 ※にいなめさい)を執り行うため、当時の北小町村の水田が主基斎田(すきさいでん)に卜定(ぼくじょう ※吉凶を占って選定する事)されました。
昭和56年には明治神宮の大祭を機に、地域の人々から主基斎田の誇りを次代に伝えていく為、また、護持に力を入れていこうという声から「鴨川市明治神宮崇敬講」が発足しました。
毎年、神にその年の新穀を捧げて豊穣を感謝する祭りとして11月23日に行われる明治神宮の新嘗祭に、主基斎田で収穫した新穀(稲穂の束)と、その米で造った白酒(亀田酒造株式会社醸造)を奉納しています。
亀田酒造株式会社の店内。
2016・2017年 2年連続 モンドセレクション受賞の「寿萬亀」超特撰大吟醸など、数々の商品が並んでいます。
「酒蔵見学」
酒蔵見学を行っています。
四季醸造ならではの、香り漂う酒蔵の製造工程や設備の説明、日本酒に纏わる様々な話などを聞くことができます。
「酒蔵見学」
イベント開催や定休日以外は通年開催していますが、年末年始12月1日から1月10日までは、見学休業日となっています。
予約制となっていますので、詳細はお問い合わせ下さい。
「蔵まつり」
蔵まつりと銘打ったイベントなども開催しています。
蔵まつり当日は、数々の催し物で賑わい、大人から子供まで楽しむことが出来ます。
「蔵まつり」
樽酒の無料振る舞い
「蔵まつり」
樽酒の無料振る舞い
「2号売店」
2号売店では、通年、大吟醸甘酒を無料で振る舞っています。
夏は冷えた甘酒で喉を潤し、冬は温かい甘酒で体を温めることができます。
「2号売店」
2号売店では、大吟醸ソフトクリームも人気です。
「3号売店」(寿萬亀ギャラリー)
3号売店では、写真家ローレンス・ハッフ氏の作品を展示していて、入場無料で作品見学を楽しむことができます。
「3号売店」(寿萬亀ギャラリー)
3号売店では、酒器類の販売もしています。
「日本酒」
2017年12月22日、株式会社良品計画と亀田酒造株式会社は、千葉県鴨川市大山地区で生産された長狭米コシヒカリを100%使用し、飯用米で造ったお酒「日本酒」の販売を開始しました。
酒造用に栽培された「酒造米」ではなく、人々が毎日の食事で食べている「飯用米」で造った日本酒であることから、あえて「日本酒」というそのままの名前を冠したそうです。
「日本酒」
「日本酒」は、米の風味を最大限引き出す酵母で仕込み、毎日の食事に合う味を目指した、蔵人自慢の一献だそうです。
数量限定で、無印良品の限定4店舗(無印良品有楽町、無印良品グランフロント大阪、無印良品難波、MUJIキャナルシティ博多)で販売しています。
「寿萬亀」亀田酒造株式会社さんの詳細については、こちらをご覧ください。
筆者
千葉特派員
嶋津 彰一(さくらパパ)
千葉県鴨川市在住。主にワンコ連れの旅にオススメの店やスポット、イベントをお届けします。
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