フランスのレストラン事情

公開日 : 2016年11月25日
最終更新 :
筆者 : 野田祥子

引き続きレストラン情報です。

と言っても今回はマナーというか気を付けておいた方が良いことを。

フランスのレストランでは大抵、突き出しが出てきます。

気軽なレストランだとオリーブやナッツなど気軽なものを、星付きレストランだと凝った小さなケーキ等が出てきます。

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ちなみにこの突き出しは無料。

特にお金を取られたり、はたまた断ったからと言って安くなったりすることは「ほぼ」ないです。

有料のレストランもあるので、レシートを見るまでは何とも言えないのですが...

気を付けておきたいのはこの突き出し、前菜など注文した最初の料理が来たと同時に下げられます。

どれだけお皿に残っていても回収されてしまいます。

置いておいて、と一言言えばもちろん対応してくれます。

これは、他の料理も然り。

前菜がお皿に残っている状態だと、メインは全く出てきません。

フランス料理はテーブルの上に1皿という文化なので、前菜のお皿が下がってからメインの皿がサービスされます。

同じように、前菜やメインなどフォークとナイフを並べて置いてしばらく待っていると、お皿の上に残っていても下げられます。

この時は一声かけてくれるので、まだ食べるのであれば一言言えば残しておいてくれます。

日本はシェアすることがとっても多いので、中々馴染みにくいですが知っておいて損はないかなと思います。

言葉が違う国だからこそ、分かりにくいことも多く大変ですが、是非是非頭に入れておいてください。

筆者

フランス特派員

野田祥子

2013年に渡仏しフランスの国家資格であるMC Sommellerie(ソムリエ資格)を取得。ソムリエ協会ボルドー支部に所属する唯一の日本人です。

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