ボルドーの駅からいざ出発!不思議な生き物に遭遇!?

公開日 : 2013年06月14日
最終更新 :

ボルドーと聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。多くの方がワインを思い浮かべるのかな、と思います。

ボルドーは10000近くのワイナリーが存在する、世界的なワイン産地。ワイン好きにはたまらなく楽しい場所です。

しかしながら、日本人にはあまり知られていませんが、ボルドーは街そのものが世界遺産に登録されるほど、美しく見ごたえのある場所です。お酒の飲めない人であっても、ボルドーの街には見どころが満載で、美術館、建築、自然、グルメ、ショッピング、様々に楽しんで頂けることと思います。またボルドーから少し足を延ばせば、サンテミリオン、アルカッション、サルラ、バスク地方、ピレネー山脈等、特色のある町が数多くあります。

残念ながら、現在はまだ日本語で得られるこの地域の情報が少なく、観光客も日本人はまだ少数派です。

そこで是非、日本の方にもボルドーの街、そしてフランス南西部の良さを知って頂きたいと思い、

このブログを始めることにしました。

私は、2009年に初めてボルドーを旅行し、縁あって今はこの地に移り住んでいます。

自分の大好きな地域を皆様にご紹介できれば光栄です。どうぞよろしくお願いします。

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ボルドーという街は、アキテーヌ地方ジロンド県にあります。

日本で、関東地方神奈川県などというのと同様に、フランスにも『地方』と『県』があるんです。

ボルドーはパリから南東約500kmのところに位置します。パリからフランス版新幹線TGVに乗ると、3時間半から4時間かかります。ここからは、パリに行くより、スペインに入る方が近いです。

ボルドーの駅を、ボルドー人は「ボルドー駅」とはあまり言わず、「サン・ジャン駅」と呼んでいます。日本の新幹線の駅は、その都市の名前が当然のように駅名になりますが、フランスの主要な都市では、それ以外の呼び名を持つことが多いです。(マルセイユやリヨンがそうですね。パリにもパリ駅はありません!ボルドーに来るためのパリの駅は、「モンパルナス駅」です。)「ボルドー駅」を地図で探しても見つからないので、用心してください!

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駅を出れば、すぐにトラムウェイ(路面電車)の駅があり、トラムに乗ってボルドーの旧市街地まで簡単に行くことができます。地下鉄はありません。中心地までは川沿いに進んでいくので、その眺めもとても素敵です。

駅から、次の記事でご紹介するブルス広場まで、歩いて30分ほどです。時間があれば、川沿いの遊歩道を歩いていくのも気持ちがいいですよ。川を右に見ながらずっと歩いて行けば良いだけなので、絶対に迷いません!

この道は、ニースの地中海沿い遊歩道を彷彿させますが、あちらはバカンス気分・リゾート気分に溢れる遊歩道、こちらはエレガンスに溢れる遊歩道です。

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隣を流れている川はガロンヌ川と言い、ボルドーの北でドルドーニュ川と合流してジロンド河となり、やがて大西洋へ辿り着きます。ボルドーは、この川のおかげで現在のような大都市に発展したと言えます。

ちなみに、私が2日前にここを歩いていたら、見たことのない動物が複数、川を泳いでいました。

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日本ではあまり知られていませんが、日本語でヌーメリアというらしいです。

ボルドー名物ではありませんが、思わず川を覗きこんでしまいますね。

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