夏の終わりに食べたくなるプルーンケーキ
始めまして、今回からボンの特派員をさせて頂くことになりました。山崎めぐみです。
夏の終わりになると街中の色んなパン屋さんでプフラウメンクーヘンというプルーンケーキを見かけると思います。私が焼いたものです。
日本では生のプルーンを余り見かけませんが、ドイツでは、スーパーや街の市場でkg単位で季節のフルーツが売り出され、買ってきたフルーツを使ったケーキを作って食べます。プルーンは安い時では1kg、1ユーロで売っています。日本に比べてドイツではフルーツはとても安いです。街やスーパーに並ぶフルーツやケーキの種類で季節を感じます。
プルーンケーキの作り方はとても簡単です。
・小麦粉 300g
・クアーク(裏ごししたカッテージチーズ)150g
・牛乳 125ml
・サラダ油 75g
・砂糖 30g
・ベーキングパウダー ドイツで売ってる1袋(7g)
・塩 一つまみ
材料すべてをひとつのボールに入れてこねて、30分冷蔵庫で置き、1cmくらいの厚さに伸ばします。
そのうえに洗って種を取って4つ切りにしたプルーンを隙間なく並べて、200度のオーブンで30分前後焼きます。
簡単ですが、プルーンを切る手間が大変かもですね。私は毎年焼いてます。
ドイツには、毎週日曜日は家庭でケーキを焼くという風習があったそうです。その名残りか、ドイツ人はよくケーキを手作りして家に人を招いてコーヒータイムを楽しみます。家庭で作られるようなフルーツたっぷりのケーキをパン屋さんで買うこともできます。
プルーンケーキは夏の終わりの期間限定です。パン屋さんでは2ユーロくらいで買えます。生地の部分はパン生地みたいで甘さ控えめで、フルーツの酸味をしっかり味わえるドイツらしい素朴なケーキです。
カフェでプルーンケーキをオーダーするとたいてい生クリームと一緒に出てきます。生クリームも甘さ控えめなので、日本人からすると大きいかなと思っても意外とペロリと食べきれます。カフェで食べてもパン屋さんで買うのと値段はあまり変わりません。コーヒーとケーキで4ユーロくらいが相場です。
是非夏の終わりに試してみて下さい。
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