【COVID-19関連】ボゴタ市の現状レポート No.2

公開日 : 2020年07月01日
最終更新 :

¡Hola a todos!

ボゴタ特派員の宮川慶です。

前回のボゴタ市現状レポートでは紹介できなかった市内の様子をお伝えします。

現在、強制隔離措置と公衆衛生上の緊急事態が宣言されているコロンビア共和国。

2020年7月15日(水)まで、IDの末尾番号で各種商工業・政府関連施設の立ち入り制限が行われています。

ただ、厳格な自宅待機措置ではなく、だんだんと人・モノの流れが緩和方向に向かっております。

ボゴタ市では、「Pico y Cédula」(=ID末尾番号の偶奇数で各種施設への立入日が異なる措置)が施行されています。

当措置の影響により、公証役場での「結婚、離婚、契約書類の公正証書作成」などに大きな影響が出ております。

基本的に2名以上が同時参加しないといけない手続きで、ID番号末尾が偶数と奇数の組み合わせだと、どちらかが公証役場に入れないという事態が発生しています。2名同時に公証役場に入れない当人同士は、二度手間でも、それぞれ別日に公証役場で手続きをすることになっています。

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コロンビアでは、手続関係のほとんどを市役所ではなく、「Notaría(公証役場)」で行います。

あらゆる公的書類には公証役場の認証が必要なことが多く、現在は各種政令や国家衛生緊急事態の影響もあり、2時間半以上待っている方もいました。

次に、ウニセントロ(ショッピングモール)の様子です。

ショッピングモールへの出入りにはIDカードを提示し、検温を受けなければなりません。

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警備員が入口で常に入店者をチェックしています。大きな出入口には武装した警察官もいました。

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銀行ATMの待機列。機械はひとりずつ操作のみで、終わったら警備員さんが消毒し、次の人へ。

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ちょっとわかりにくいですが、モール内は一方通行になっています。接触がないように、床の方向案内シールと規制テープで入店者を誘導しています。

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飲食店は営業していますが、シャッターは閉じたままで、テイクアウトとデリバリーのみの対応となっています。

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モール内併設のスーパーは入場制限が行われており、大混雑となっています。

感染者が増え続ける一方のコロンビアですが、「ウィズコロナ」に向けて緩和措置も段階的に行われています。

町なかを歩いていても、「入居者募集」の張り紙がある店舗が明らかに多くなってきています。緩和に向けては、「一人ひとりが、できることからやっていく」。 それが社会活動の再開への近道でしょう。

最近ボゴタの看板広告は以下写真のようなものが増えてきています。

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「Para prevenir el coronavirus, LÁVATE LAS MANOS」

(=コロナウイルス予防のために、手を洗おう)

Le quedo agradecido.

¡Hasta Prontito!

Kei

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