ビルバオの日本祭り

公開日 : 2009年04月28日
最終更新 :
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先週土曜日、ビルバオで初めての日本祭りがありました。

生け花、盆栽、書道、すし、武道、なんかな伝統的な日本文化の紹介や食品や物品の販売ブースの他にも、メイド喫茶、アニメの缶バッチやセル画?なんかを置いてるブースもありました。碁センターみたいなコーナーもあって対局できるようにもなってました。

日本からは、居合道の先生のデモンストレーション、田園調布のお寿司屋さん「船八」のご主人のすしをどんどんにぎってくデモンストレーション(ゲルニカの日本食屋、イケグチであった前夜祭で、12ユーロで食べ放題させてもらってとってもラッキーです)、すんごいバスク語が流暢な日本人の先生による、日本とバスクの関係の歴史の講演(あんまりうまくてうちのダンナがあんぐりしてました)、生け花やお茶のデモンソレーションなどなど。

このお祭り、なにがすごいって、武道の発表や盆栽やメイド喫茶、かみしばい、碁、そういのすべて、「地元バスクの人のクラブ」だってこと。バスクにすんでる日本人だけで色々企画したんじゃあ、そもそも数がいないんだから、あんな大きな体育館借り切ったお祭りなんか主催できません。主催者側で尽力された数人の地元日本人の方以外ほとんどの日本人ははお祭り当日そこへ行って、すごいねえ、ってびっくりした感じです。

ビルバオ周辺に日本人って何人住んでると思いますか?

国際結婚カップルがやっぱり多いんですが、私が知ってるだけで、14カップル。

独身や学生さんが2、3人。サンセバスチャンとか入れれば、もっといると思います。子供の数は15歳以下が12人ぐらい、15歳以上は5人。日本人学校や補習校も当然ありません。

バルセロナやマドリッドに比べたらすごく少ない日本人口ですが、数が少ないだけに、みんながお互いに知り合いで、こんなお祭りイベントに出れば、いっきに全員と知り合えます。実はこのお祭りで新しい在住日本人の方さらに2人知り合いになりました。そんな意味で、日本人の私達にとってもありがたいお祭りでした。

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私と息子が気に入った、紙芝居。全部このかたの持ち物。

自転車の紙芝居の箱も全部自分で作ったそうです。

本職は銀行員とか。趣味で日本の紙芝居を集めて、練習してるそうです。

(スペイン語ですが)

始まる前にアメちゃんを配ってくれて、さらに雰囲気がでます。

(私はまったく紙芝居世代じゃないんですが、親から聞いてなんとなく知ってて)

語り方が本当に上手で息子も私も、ひきこまれてしまいました。

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