コロナ以前の生活へ大きく前進!スイスではコロナ規制を大幅に緩和!

公開日 : 2022年02月20日
最終更新 :

スイスでは、最終データの2022年2月17日の新規感染者が1万人ほどではあるものの、同日からコロナ規制が緩和され、ほぼほぼコロナ前の日常生活様式に戻っています。

2月17日木曜日はお祝いの日! 

スイス連邦政府が2月16日の午後に新コロナルールを発表し、翌日から施行されています。

在スイス日本国大使館からの通知メールの引用↓

● 多くの国民がワクチン接種や感染からの回復により免疫を獲得していることにより、医療への負荷や過重となることは想定しづらいことを受け、スイス国内の各種行動制限について以下の包括的な緩和措置が実施されます。(2月17日0時より有効)

1 店舗、屋内レストラン、映画館、劇場、屋内の文化行事等におけるコロナ証明書によるアクセス制限(ワクチン接種証明、回復証明又は陰性証明の提示義務)が撤廃されます。

(ただし、個々の店舗等が自身の措置として各種証明を求めることはあり得ます。)

2 屋内レストラン、店舗内、その他公共施設内及び、職場におけるマスク着用義務が廃止されます。

3 私的な集まりに関する規制が廃止されます。

4 ホームオフィスの推奨が撤廃されます。

5 店舗やケーブルカーの入場者数制限が撤廃されます。

6 大規模行事開催時の許可取得義務が廃止されます。

7 上記制限緩和の例外として、公共交通機関や医療・介護関連施設(入院患者を除く)におけるマスク着用義務及び感染者の自己隔離義務は3月末まで継続されます。

木曜日は、スイスでは「夜遊びの日」(私の勝手な命名です)とされていてて、ほかの曜日に比べてお店の閉店時間が遅っかったり、レストランやバーでイベントがあったりする日です。

社員時代は、同僚と仕事帰りの一杯も木曜日の定番でした。(金曜日もでしたが!)

17日の木曜日はベルンの町のレストランやバーは、歓喜を上げる客でとてもにぎわっていたそうです。

私は、17日の晩にフィットネスジムで運動をし、「アウフグース」を楽しみましたが、皆さん、マスクなしを喜び、久~しぶりにスイス式3回キス(親しい友だちとの挨拶)を目撃しました!

(これから感染者が一定数増えることは想定内のことだと思います......) 

※「アウフグース」については次回お話ししますね!

2月16日まではどうだった?

2月16日以前もレストランやバーなど飲食店は営業をしていました。

ほとんどのところでパーテーションはなく、「黙食」の概念はスイスに存在していないでしょうね。

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入店の人数制限をすることもなく、入店時にワクチン証明を見ることと、着席時以外はマスク着用というルールでした。

スイスでもディスコ(?)のような盛り場は年齢による入場制限があり、入場時に身分証明書を見せて手の甲にスタンプを押してもらったりしますが、同じような方式でコロナ証明を見せて入店を許可される際に、スタンプを押してもらっていました。

こちらのスタンプはどのお店かわかりますか?

ベルンに観光に来たら、ぜひ立ち寄ってもらいたいレストランです。

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答えは、、、

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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自前のビールを製造販売している、アルテス・トラムデポ(Altes Tramdepot)!

↓のサイトで当店の定番ロゴ付きビールグラスが見られます。日の丸のように、ロゴをシンプルに表現できていいですね!

気になるスイス入国は!?

再び、在スイス日本国大使館からの通知メールの引用↓

● スイス入国時の検疫措置(ワクチン接種証明、回復証明又は陰性証明の提示義務)が撤廃されるとともに、入国フォームも不要となります。但し、スイス以外のシェンゲン域内各国への入口に接しての各種証明提示義務は継続しておりますので、渡航の際には注意が必要となります。

(注:連邦移民庁が定める入国制限措置は引き続き有効です。査証免除による日本からの入国(90日以内の観光目的を含む短期滞在者)については、ワクチン接種完了者及び18歳未満の同伴する子供のみ認められています。)

● 上記のとおり、包括的な緩和が行われますが、連邦政府は引き続き状況を注視し、必要な場合には措置の見直しが検討されます。

私自身の仕事上、18歳以下の日本国籍者がスイスに入国できるかがとても気になるところですが、現段階では、まだ子供ひとりでスイス入国はできないようですね。

スイスのボーディングスクール(寄宿学校)で開催されるサマースクールに参加するために、例年、世界中から多くの子供たちが単身でスイスへ入国します。

18歳未満の子供たちの単身入国も許可できるほど、世界中のコロナ状況が早く収束してもらいていですね。

すでに、ご依頼をいただいていますが、弊社スタッフが日本とスイス間の渡航の同行サポートを提供しているので、お仕事などでお忙しい親御様の代わりに18歳未満のお子様を日本からスイスのサマースクールにお連れすることも可能です。

渡航がネックで、お子様のサマースクール参加を躊躇されている方は、お気軽に弊社までご連絡くださいませ。

それでは、今日はこの辺で!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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