コロナ規制3Gから2G+へ:フィットネスジムとポップアップ抗原検査場

公開日 : 2021年12月27日
最終更新 :

スイスでは、12月20日から一部3Gルールから2Gまたは2G+ルールに変更になっています。

3Gルール:ワクチン接種証明、感染回復者証明または陰性証明の提示義務

2Gルール:ワクチン接種証明または感染回復者証明のみ認められ、陰性証明は不可

2G+ルール:2Gルールに加え、陰性証明の提示が義務。ただし、過去4ヵ月以内にワクチンの通常のワクチン、ブースター接種、または感染から回復した人については、陰性証明の提示が免除

300人以上が参加する屋外イベントについては、引き続き3Gルールが維持されるということで、こちらのクリスマスマーケットは、3Gでの開催でした(マーケット内の屋内のレストランは2G)。

フィットネスジムでは

12月20日から、フィットネスジムでは、以下の線引がされました。

・プールやサウナなど、ウエルネス施設が併設されているジムは、2G+

・シャワーはあるが、ウエルネス施設がないジムは、2G

私が通常通っているジムには、温水プールとサウナがあり、2G+となりました。

ジムから通知が来ていたものの、よく読まずに6:45分からのグループレッスンに向かったところ、4ヵ月以内のワクチン接種も陰性証明もなかったので、入館できませんでした...

早朝にあるこの週1回のレッスンは、定員8名ほどで、ほとんど毎回同じメンバーが参加しています。

私が受付で入館を断られている間にほかのメンバー4人が新しい入館条件を聞き、退散して行きました。

一人だけブースター接種を受けていて入館して行きましたが、レッスン参加者は何人だったのでしょうか。

2G+ルール実施と共に、スイスでの抗原検査は無料となったのですが、抗原検査結果の有効期限は24時間。

抗原検査場がジムの横にあればまだしも、ジムに行く度に抗原検査を受けに行くこともできないので、ブースター接種について調べたところ、予約なしで接種してもらえるところがあったので、行くことにしました。

ブースター接種については、次回お話しますね。

入館出来なかったこの日は、2Gルールで入館できる別の系列ジムを利用し、同日にベルン市内に行く用事があったので、翌日のジム利用のために抗原検査を受けました。

抗原検査の陰性証明を手に翌日のグループレッスンに参加したところ、参加者は私ともう一人だけ。

ランニングマシーンやウエイトトレーニングエリアの利用者は数名...

利用者はブースター接種の予約が早くからできたと思われる、比較的高年齢の方たちばかりでした。

しばらくジムの利用を諦めたメンバーも多かったようです。

これには、フィットネスジムも困ったことでしょう。

2G+ルール開始たった3日目に、翌日から新ルールを適用するとジムから通知メールが来ました。

・ウエルネス施設以外は、2Gルールを適用し、運動中も含めマスク着用で可

・ウエルネス施設利用には、2G+ルールを適用し、マスク着用の義務なし

ということになりました。

シャワーとサウナやプールなどウエルネス施設は同じ場所にあるので、2Gルールで入館したメンバーがウエルネス施設を使わないと信じることにするのか、どうにかシャワーとウエルネス施設への動線を規制するようにするのか、新ルールになってからまだジムを利用していないので、また後日報告出来たらと思います。

ポップアップ抗原検査場

ベルン市内にポップアップ抗原検査場を目にするようになりました。

先週ベルン市街にでかけたところ、ベルンで長年クリスマスマーケットが開催されているヴァイセンハウスプラッツ近くにあった店舗が抗原検査場に早変わりしていました。

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ベルン駅近くにある検査場はいつも行列ができていますが、こちらの新しい検査場はあまり知られていないのか、待ち時間がほとんどなく検査をしてもらえました。

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このような対応が功を奏しているのか、スイスでの感染者数はやや下降気味です。

それでは、今日はこの辺で!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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