スイスで初手作り味噌、おいしくできました!邪道味噌汁レシピも紹介

公開日 : 2021年11月30日
最終更新 :

今年2021年1月中旬に仕込んだ人生初の手作り味噌、50の手習いでしたが、おいしくできました!

仕込みの様子はこちら↓に記載しています。

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「海外在住の日本人なら巻き寿司、納豆、味噌が作れて当たり前!?」

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・1月に仕込み

・3月に天地返しをし

・11月に完成!

ビギナーズラックか、カビもそこまで生えていなく、味も上出来でした。

202111-miso.jpg

仕込んだ後は、一度天地返しをしただけで、ベランダに置いてある物置タンスの引き出しの中に入れたままでしたので、とても簡単に大量の味噌ができたことはうれしいことです。

完成したお味噌は、別の入れ物に移して、半分は冷蔵庫、そして別の半分は再びベランダタンスに仕舞い、さらに熟成させることにしました。

(これからの季節、冷蔵庫よりベランダの方が温度が低くなりますが)

これで、しばらく日本からお味噌を調達しないで済みそうです。

それに加え、うれしい副産物がありました。

それは、娘が好んでお味噌汁を食べるようになったことです!

小さい時から味噌汁は食べさせていたのですが、ここ数年、好んで食べず、「お腹いっぱい」といって味噌汁を残すことも多くなったので、こちらから進んで味噌汁をあげることもしていませんでした。

味噌作りを一緒にしたので、「自分が作った味噌」のお汁はおいしいのでしょう。

市販のお味噌と違うのは、味噌の粗さでしょうか。

手作り味噌をそのまま汁に溶かすと、粒が残ってしまいます。

私の母親はいつも味噌を作っていて、味噌をこしていますが、私はこす手間も面倒だし、食品ロスの観点からすべてお汁に入れて食べています。

私は、出汁用のいりこまで食べるので、私の食べ方は参考にならないでしょうかね。

今日は、邪道ついでに、私のお味噌汁の作り方を紹介しましょう。

邪道味噌汁の作り方①

娘の離乳食を作っていたときは、柔らかく潰した食べ物を小分けして冷凍するためにアイストレーが大活躍していました。

その継続でやっていた作り方で、しばらくこの作り方をしていませんが、1杯の汁で十分な方におすすめです。

下準備:時間があるときに湯がいた薄切り玉ねぎなどをアイストレーで小分け冷凍しておく

(凍った野菜はジップロックなどに入れておけます。)

作り方:

1. 冷凍野菜キューブ、味噌一さじ、粉末だし少々を汁茶碗に入れる

2. 熱湯を注ぐ

3. 混ぜる

冷凍キューブの大きさにもよりますが、熱湯で野菜が溶け、汁もほどよい温度になっていいですよ。

冷凍野菜に加え、冷蔵庫に入っているお豆腐も角切りにして入れたいということであれば、熱湯が冷めすぎるかもしれません。

その場合は、味噌と出汁を混ぜる前に軽くチンするといいでしょう。

また、冷凍野菜ではなく、お豆腐と乾燥わかめを具にしてもいいですね。

味噌や出汁の量は、ご自身のお好みの味になるよう、トライアンドエラーをしてみてくださいね。

邪道味噌汁の作り方②

ここ数年は、キャベツ1玉や玉ねぎ1袋、ド太い西洋ナスなどを購入したときに1リットルサイズの鍋いっぱいにゆでておき、小さめのタッパーに小分けして冷凍しています。

数種類の野菜を手軽に味噌汁に入れることができて便利です。

1. いりこ数尾を300mlほどの水を入れた鍋に一晩入れておく

2. いりこ出汁を取るが、いりこは入れたまま

3. 冷凍野菜をいりこ出汁に入れて溶かす

4. 角切り豆腐を入れる

5. 味噌を溶かす

6. 気分により粉末だしを加える

7. 鍋いっぱいになるように熱湯を追加

食通ではない私は、味噌汁に冷蔵庫にある野菜を基本的に何でも入れます。

特に足がはやいパセリやセロリなど、葉物は率先して味噌汁にぶち込みます。

生サラダにするには鮮度が落ちてしまったレタスも味噌汁行きです。

(ラーメンの具にもします)

ジェーン・スーさんのラジオ番組『生活は踊る』で、お味噌汁にトマトを入れることを習ったので、家族に隠れてトマトをみじん切りにして入れたりもしています。

お味噌汁を作り置きしておくというのは、邪道中の邪道かもしれませんが、私の場合、「朝食が味噌汁だけ」ということも普通で、メインデッシュになるほど具だくさんの味噌味の汁物です。

3食のお供にお味噌汁を食べるときもありますし、「冷蔵庫には味噌汁」が定番なのです。

(今からの季節は、「ベランダには味噌汁」!)

味噌汁を温めるときに、沸騰させないことに注意すれば、おいしくいただけます。

(私は基本的に何でもおいしく食べられるので、あまり信用しないほうがいいかもしれませんが)

発酵食品である味噌や野菜をたくさん摂取して、これからもっと寒くなる冬に向けて免疫を高めたいと思います。

それでは、今日はこの辺で!

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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