加齢とともに医療費増を実体験!インプラントをすることに!

公開日 : 2021年07月30日
最終更新 :

コロナとは違う話をひとつ......

スイスに移住してきた20年以上前の若かりし頃は、病気の心配もなく、月々の保険料が一番安くなるよう、免責額が一番高い額のプランを選んでいました。

※ スイスの健康保険については、こちら↓を参照ください。

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「北欧のような福祉国家とは言えない?スイスの高額医療費」

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高齢出産だったこともありますが、出産後、老化現象が目に見えて来たので、健康保険も免責額が一番低い額のを選択しています(医療費の元は取れていませんが......)。

いまでも私は、50歳の平均女性より体力があり、健康だと自負していますが、やはり加齢にはあらがえないようですね。

加齢に逆らえない歯の衰退

昨年10月から歯に加齢現況が出ています。

上述の過去ブログに記載したように、昨年10月の奥歯の痛みは、加齢によるものでした。

そのときは、右側の奥歯でしたが、今年春に左側の奥歯に同様の激痛が走り始めました。

今回も同じことだろうと、前回歯科医でもらったフッ素ジェルを薬局で購入し使用しましたが、痛みが止まりません。

耐えられない痛みになってしまったので、急遽診察をしてもらいました。

すると、今回は、痛みの原因が違っていました。

これも、加齢といえば、加齢が原因ですが、1本の歯にヒビがはいっているとのこと!

これが、割れてしまったら歯を1本抜くことになるので、割れない処置をしましょう、ということでした。

緊急診察時に、下地を入れてくれ(実際に何をしてくれたのかは、わかってません......)、2週間後にクラウンを被せることになりました。

そして、2週間後の予約の前日......

インプラントへの道

気持ちいい晴天の夕方、屋外プールの芝生に座って、硬めのパンスライスにチーズをのせて食べていたところ、嫌な音がしました。

そして、その後、痛みが続きました。

翌日に予約があったので、一晩痛みを我慢して診察に行くと、

「残念です。歯が割れています。」

2週間前の痛みをすっかり忘れ、調子に乗ってヨーロッパ特有の硬めのパンを食べていた私がいけないのですが、予約が1日早かったら、歯が割れていなかったかもしれないのが悔やまれます。

(長期的に見ると、クラウンがよかったのか、インプラントがよかったのかわかりませんが)

そこで、歯科医は、オプションとしては、インプラントかブリッジの2択で、費用は両方とも4000フランほど、と説明してくれました。

また、歯科医としては、インプラントを推奨する、と。

もちろん、保険はききません。

ガーン。

昨年10月の歯科診察料の10万円どころではありません。

1本のインプラントで、50万円也。

歯科医選択

これまで診てくれた歯科医自身はインプラントをしないということで、ふたつ先の町の歯科医をすすめられました。

私は、基本的に医者やフィットネスはまず立地で選んでいて、「自転車でさっと行ける距離」が一番の選択基準です。

ふたつ先の町では、自転車で気軽に行ける距離ではなく、その歯科医との相性もわからないので、戸惑いがありました。

スイスでもセカンドオピニオンは普通に行われるのですが、応急処置で割れた歯が覆われていたので、診察してもらうにもできないだろうな~と思ったり。

そして、いつもの歯科医は信頼がおける方だったので、その方の推薦だし、もうふたつ先の町に行くかと腹をくくっていたところ、割れた歯を覆っていたモノが取れたのです。

そこで、急遽別の歯科医に診てもらうことにしました。

そこでも、「インプラントだね。費用は、今日の診察も含めて4500フラン! インプラント施術は私自身がここでするわよ」と、

かつて、(日本人が多い)ドイツのデュッセルドルフで歯科医をされてたという、日本人に親近感を持たれている女医さんが、サバサバと対応してくれました。

これまで診てくれた歯科医には、理由を説明し、この女医さんにインプラントをしてもらうことに決定しました。

7月末のインプラント進捗

抜歯からインプラント完了まで4、5ヵ月かかるということです。

抜歯は6月下旬にしたので、来月インプラント(釘のようなモノ)を歯茎に埋め込む予定です。

今後もインプラント進捗を機会があるごとにお伝えしますね。

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イラスト:illustAC (737169)

それでは、今日はこの辺で!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

~ インプラント経過報告ブログ ~

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筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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