コロナ対策でさらに厳しくなった渡航規制下でのスイスから日本へ帰国
スイスでは、2021年3月に入ってコロナ帰省が緩和されてきているのですが、日本は、オリンピックを前に新型コロナウイルス封じ込めに躍起になっているようですよね。
と言いつつ、緊急事態宣言は全面的に解除となったので、これからのお花見、卒業、入学、入社シーズンが安全に乗り切れられるか心配なところです。
昨年から、何度か渡航のお話をしていますが、数日前に体験したジュネーブ発、関西国際空港着の渡航のこともお話ししておきましょう。
今回の渡航についても4回にわたって、お伝えします。
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今回の記事→ 1) 渡航準備から関西国際空港での手続き
2) 関西国際空港の強制隔離施設へ
3) 強制隔離施設のホテル日航のお部屋と3日目の再度のPCR検査
4) 指定隔離施設で提供されるお食事と持参したら良いモノ
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出発日のジュネーブは、ぽかぽか陽気でしたよ。
渡航前に必要な書類一覧&スマホアプリ
■ 通常の渡航 ■
・パスポート
・スイス滞在許可証
・渡航同意書(私自身の子供でない6歳の留学生の渡航同行なので、留学生の親御様が署名する同意書。今回の渡航では、提示を求められることはありませんでした)
■ 新型コロナウイルス水際対策による準備 ■
・搭乗時間から72時間以内前に受けた、検査の陰性証明
・搭乗機や日本滞在場所情報を記入する「質問票」を記入後に作成されるQRコード
・誓約書
・入国後必要となるアプリをインストールしておく(↓こちらのウェブサイトには、COCOAもリストされていますが、隔離施設でもらった書類には、記載がありませんでした)
現行の特別準備は、以下のウェブサイトを参考にするといいでしょう。
「水際対策に係る新たな措置について」
ジュネーブ空港でのチェックイン時
通常のパスポートとスイス滞在許可証以外に、1月の渡航時同様、チェックイン時に、陰性結果とQRコードの提示が求められました。
日本行きの機内の空き状況
これまでに比べて、日本人の日本への渡航者が多くなったように感じます。
エコノミークラス:40名ほど
ビジネスクラス:10名ほど
ファーストクラスには、ユーチューバーとおぼしき若い女性がいらっしゃっいました。
搭乗前から「日本のみなさ~ん」とか、着陸後の関空では私の後ろで「あ~、二日酔いです」というようなことをセルフィーされていました。
ご存じの方はその方のユーチューブチャンネルを教えてくださいね(私がバックグラウンドに映っているかも!?)。
関空到着時のコロナ手続き
着陸後、いつものように、まず機内で待たされます。
待たされる時間は、前に到着した便にもよるようで、空港内で待たすより、機内で待ってもらう、ということのようです。
着陸からPCR検査後の待合所までのステップをリストしますね。
オリエンテーリングみたいに、次々のテーブルに移動するのですが、もしかしたら抜けているテーブルがあるかもしれませんので、あしからず。
① 機内に来られた免疫管が実際に一人ひとりの陰性結果証明を確認
② 降機後、ほとんど待たされることなく、モノレールに乗り、検査会場へ
③ 検査受付で、パスポートとどこから入国したかなどを記載する「健康カード」を提示し、唾液を採取する検査キットと緑のストラップをもらう
④ 唾液を提出
⑤ 「質問票」のQRコード、「健康カード」、パスポートを提示
⑥ 陰性証明と誓約書を提出(今回は、氏名やパスポート番号などをしっかりと確認される)
⑦ 強制隔離となったので、追加のデスク:ホテルについての確認
⑧ 待合所へ
着陸してから、待合所までの所要時間は、約30分でした。
これまでであれば、30分もしないうちに荷物を受け取りに行っているところですが、今回は、強制隔離施設へグループで行くので、搭乗していた人全員の検査結果が出るまで待つ、とのことでした。
そして、待合所で待機すること3時間になるところで、ホテル移動の第一グループに呼ばれ、陰性結果を受け取った後、入国検査及び荷物受取へと進むことができました。
動画:コロナ対策で渡航規制下で日本へ帰国
次回は、関空から強制隔離施設のチェックインまでのお話です。
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今回の記事→ 1) 渡航準備から関西国際空港での手続き
2) 関西国際空港の強制隔離施設へ
3) 強制隔離施設のホテル日航のお部屋と3日目の再度のPCR検査
4) 指定隔離施設で提供されるお食事と持参したら良いモノ
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筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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