③関空到着~自己隔離編:コロナ禍の欧州渡航、同便で9月と1月の違い!

公開日 : 2021年01月28日
最終更新 :

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お問い合わせフォームから、質問を受けました。

同じ疑問をお持ちの方がいらっしゃるかと思い、こちらでお答えします。

ご質問:

スイス入国の際にもPCR検査の陰性証明が必要だと思うのですが

日本のように、陰性証明書のフォーマットのようなものはありますか?わたし自身も探してみたのですが見つからなくて、もしご存知でしたら教えていただけると幸いです。

ご回答:

日本からスイスに入国する際は、PCR検査も自己隔離も必要ありません。

今後変更があるかもしれませんので、以下のリンクのページにある『スイス政府・各州による各措置』→『入国制限』欄を参照ください。

2021年1月27日のスイス政府から新たな発表がありました。

2月8日以降、スイスが指定する感染リスクが高い国又は地域ではない国等からの空路によるスイス入国時においても、PCR検査陰性証明を提示出来るようにすることが求められます。

ちなみに、日本は、スイスが指定する感染リスクが高い国又は地域に含まれていません。

以下のページ内に、27日のプレスリリースのリンクがあります。

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昨年9月と今年1月にほぼ同ルートでKLM便を利用しました。

新型コロナウイルスの視点からの違いをリストしています。

  昨年9月: チューリッヒ空港 → アムステルダム → 関西空港

  今年1月: ジュネーブ空港 → アムステルダム → 関西空港

         1) 渡航準備編

         2) チェックイン~渡航編

今回の記事→   3) 関空到着~自己隔離編

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〜関空到着編〜

違い⑨ 免疫官が新しいフォームを機内で配布

9月の渡航でも、検疫官が乗客一人一人を確認するため機内に来る、ということでしたが、結局機内アナウンスをされたのみで客席まではいらっしゃいませんでした。

1月の渡航時は、新型コロナウイルスが流行っているとして指定されている地域が日に日に多くなっていたので、地域の最新版が印刷された用紙を乗客一人一人にお配りになりました。

滞在した地域に〇をするよう書かれているのですが、「スイス」を筆頭に、いくつかの地域名が途中で改行されいて、うまく〇で囲めない状態になっていました。

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細かいことですが、〇を付けるのであれば、改行場所を考えてくれたらいいのにな、と思った次第です。

違い⑩ PCR検査までの小グループ移動

前回の経験があったからか、飛行機を降りてからPCR検査会場までの道のりは、それほど遠く感じませんでした。

今回は、早い段階で、10名のグループに分けられてモノレールに乗ったり、椅子に座って待機したりと、検査会場までより小グループで移動をしました。

違い⑪ 滞在国により赤か緑のストラップ

PCR検査用の唾液を入れる容器をもらう時、赤いストラップをもらいました。

一連の手続きの最後にストラップを返しましたが、滞在していて地域によって色が違うようで、ヨーロッパは赤、その他は緑なのかな?と思うところです。

違い⑫ 搭乗前のPCR陰性結果提出

唾液を提出してから、もろもろ登録手続きが待っていますが、今回は、前述のQRコードをスキャンして情報を提供し、一番最後にPCR検査の陰性結果証明書の提出がありました。

数名の方が同じタスクをされていましたが、私を担当された方は、慣れていらっしゃらないのか、とても緊張した感じで、手順もこれでいいのかな?といった感じでした。

私は、ベルンのクリニックが通常発行する英語版の証明書と日本政府からのテンプレートを使用した証明書と2枚持っていましたが、英語版の証明書のみを提出したところ、何の問題もなく、通過しました。

というか、実のところ、こちらのスタッフの方は私から証明書を受け取って、それをトレイの書類の山の上に乗せただけで、私の証明書に何が書かれているかを全く確認されませんでした。

しかしながら、こういったことは、担当者によって対応が随分違うので、念のために、次回も日本政府のテンプレートも用意するつもりです。

ちなみに、私の後ろのデスクで対応されていた方は、陰性結果証明を持参していなかったので、所定の宿泊施設に行くように説明を受けていたようでした。

この後、しばらく待って、陰性結果をいただき、ホテルへチェックインをすることができました。

関西空港に到着してからホテルにチェックインするまでのタイムスケジュール(大体の時間)は、以下です。

09時45分 着陸

10時00分 下乗

10時40分 唾液提出

10時55分 待合場へ

11時20分 陰性結果もらい、荷物受取へ

11時30分 ホテルチェックイン

PCR検査に要する時間は、今回も1時間半ほどでした。

〜自己隔離編〜

今回も空港直結のホテルに宿泊し、自己隔離しました。

違い⑬ 検疫所からの連絡

9月の帰国では、3泊目の午後に検疫所から電話をもらい、熱がないこと、本日日本を出国すること、などを確認しました。

ホテルをチェックアウトして、空港のラウンジにいたときです。

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③日本滞在中にいただいた和食と空港ラウンジのお話は、こちら:

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今月の帰国では、2泊目の午後に検疫所から「大阪府検疫フォローアップセンターです」という表題のメールをもらいました。

以下を知らせるようにということで、返信をすると、30分ほどで返信受理のメールがきました。

□お名前

□発熱の有無

□風邪症状の有無

今回は、2泊の日本滞在後の夜中便で、スイスの寄宿学校に留学されているお子様をお二人連れて、スイスへ戻りました。

こちらの渡航の話は、また後日!

それでは、今日はこの辺で!

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2020年9月と2021年1月のスイスからアムステルダム経由関西空港行きの渡航の違いをご紹介しています!

1) 渡航準備編

2) チェックイン~渡航編

今回の記事→ 3) 関空到着~自己隔離編

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筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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