新型コロナウイルス感染者数が増えるなか、新学年が始まりました!
■ ベルンの小中学校、新学年開始
ベルンの公立の小中学校は3月からの学校封鎖にもかかわらず、夏休みは期間に変更なく終了し、2020年8月10日から新学年が始まっています。
3学期に予定していた学習内容は完了していないところがほとんどだと思いますが、労働者の権利が守られているスイスなので、教職員の休暇を確保するため、夏休み期間の短縮は眼中になかったのではないかな、と思うところです。
新学年が始まる前ですが、8月に入ってから徐々にスイス国内の新型コロナウイルスの感染者数が多くなってきています。
在スイス日本国大使館が公開しているデータによると、8月に入って直近7日間のスイス国内の感染者数の増加は、1000人前後、最新の8月14日8時時点の情報は以下となっています。
・累計感染者数: 3万7580人(前日比+268)(439.8)
・累計死亡者数: 1715人(前日比+1)
・直近7日間の感染者数(本日を除く): 1315人
娘の新学年は来週月曜日の17日から始まりますが、どの学年も初めの2日は野外学習になるようで、娘のクラスは校庭に集合して、森に行くようです......(コロナなので、仕方ないですが、スイスのボーディングスクールの対応を知っている身からすると、スイスの公立の学校はのんきだな~と思ってしまいます)。
■ ベルンの世界遺産・旧市街を望みながらランチ
スイスのボーディングスクール(寄宿学校)の正規生で、サマースクールに参加後、そのままスイスに滞在し、新学年を迎える予定のお子さんのお母さまがベルンにいらっしゃったので、旧市街を散策後、ランチをご一緒しました。
私にとって、「お客さま」でいらっしゃいますが、年齢も近く、3年前からお子さんのサポートをさせていただいているので、楽しいひとときを過ごすことができました。
この、ベルン旧市街の絶景↓を望みながらのランチです。
(数週間前にiPhoneを落としてしまい、セルフィーカメラが傷ついているのに気づかず、撮った写真。いい感じでモヤがかかっています。)
新型コロナウイルス対策で、自己隔離期間を取るために新学年の授業開始前から児童生徒を受け入れているボーディングスクールもあり、すでに弊社がお世話させていただいているお子さんがスイスに戻ってこられています。
また、飛行機の本数が激減しているので、公式の入寮日前後に児童生徒を受け入れたり、通常、ジュネーブ空港のみの送迎のところ、チューリッヒ空港にも迎えに行ってくれたりと、スイスのボーディングスクールは、さまざまな柔軟な対応をしてくれています。
私も、4月入学を延期されていた5歳のお子さんを迎えに、9月には数日間日本に滞在する予定です。
コロナ禍でもスタッフ一同、できる限りスイス留学をされるお子さんとその家族のサポートを継続していますよ。
それでは、今日はこの辺で!
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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