スイスの新型コロナウイルス緩和進んでます!あとは、日本からの入国!
スイスの新型コロナウイルス感染症によるさまざまな規制は解かれつつあります。
私が定期的に通っているフィットネスジムでは、来週からやっと塩分を含んだ温水プールの使用が再開されます(私は普段使用しませんが......)。
また、グループレッスンの参加者数の上限も今より増えると昨日通知がありました。
■ 市営屋外プール
日本では、多くの海水浴場が海開きを中止するようですが、海がなく湖が多いスイスには、湖辺の湖水浴場が多くあり、各地に立派な天然芝が整備された屋外プール施設があります。
ウチの近くには、芝生が広がる市営の有料屋外プールがあり、毎年シーズンパスを購入して、庭替わりに使っているのですが、2020年の今年はオープンがずいぶんと遅れ、さらには入場制限があり、年間パスを持っていても当日の入場券を購入する人たちと同じ列に並んで入場しないといけない、ということで、今年はシーズンパスを購入することを断念しました。
先日散歩で近くを通ったので、受付の方に入場者数の上限を聞いてみると、1500人とのこと。
思ったより多いのだな、と思いましたが、気温が30度以上になる天気のいい午後は、プールの中は、イモ洗い状態なので、1500人はいるのでしょう。
うかがったときは、夜8時を過ぎていて混んでいませんでしたが、受付の方が、「現在の入場者数がわかるよ」、と指差した先を見ると、新しくモニターが設置されていました。
そのときは、300人以下の入場者数でした。すでに1500人入場していたら、炎天下の入口で待たないといけないようです......。
■ 待たれる、第三国からのスイス入国
6月15日に、EU諸国からのスイス入国は基本許可となりました。
しかし、日本を含む「第三国」からのスイス入国がまだ全面解除されていません。
すでにスイスの滞在許可証を持っている日本人やこれから新規に労働ビザを得る日本人は入国ができるようになりますが、現在のところ、サマースクールのような短期留学や観光目的の入国は許可されていません。
7月6日辺りに、さらなる入国緩和が発表される見込みですが、5月末の発表で期待された第三国からの入国許可が未定のままだったので、実際に緩和が発表になるまで安心できないですね。
弊社を通してサマースクールに申し込みだった方々も、8月参加に望みをかけていらっしゃる方以外は、キャンセルされました。学校がサマースクールの開催を断念したケースも多いです。
日本の緊急事態宣言が解除されてから、今年のサマースクールやゆくゆくの正規留学についてお問い合わせが来るようになりましたが、何と言っても、渡航が許可されないと動けないですね。
こちら↓は、昨年15歳でサマースクールに参加されたホノカさんのインタビュー動画です。
来年以降、また多くのお子さまのお世話をさせていただけることを待ち望んでいます。
スイス在住者としては、日本への入国も今は簡単ではないので、こちらの規制緩和も待ち遠しいです。
今、私が日本に行けば、PCR検査を受け、陰性の場合でも14日間の自己隔離が必要となり、地方に実家がある私の場合、空港近くのホテルに2週間滞在することになりそうなので、現実的ではないですね......。
それでは、今日はこの辺で!
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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