世界遺産のレーティッシュ鉄道アルブラ線の旅

公開日 : 2019年06月08日
最終更新 :

快晴に恵まれた5月1日に、レーティシェ鉄道(Rhätische Bahn)に乗って来ました。

レーティシェ鉄道は、グラウビュンデン州(Graubünden)を走る山岳鉄道で、アルブラ線(Albulabahn)・ベルニナ線(Berninabahn)の2ルートは世界遺産に登録されています。

グラウビュンデン州の州都で標高593mのクール(Chur)と標高1,822mのサンモリッツ(St. Moritz)を結ぶ89kmのアルブラ線は1904年に、サンモリッツと標高441 mでイタリアのティラーノ(Tirano)を結ぶ61kmのベルニナ線は1910年開通した、歴史あるルートです。

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この日はクールからサンモリッツまで約2時間のアルブラ線の旅を楽しみました。

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実は出発がクールからではなく、中央スイスからだったので、クールの時点ですでに2時間以上電車に乗っていたのですが、美しい山々や山間の小さな街、山に建つ教会、、、など大きな窓の向こうに広がる周囲の景観が素晴らしく、長旅も全く飽きませんでした。

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その中でも私が楽しみにしていたのが、世界遺産に登録されているランドヴァッサー橋(landwasserviadukt)。フィリズール駅(Filisur)とアルバノイ駅(Alvaneu)の間にあります。長さ136m、高さ65mで、5つの橋脚とアーチが美しい石造りの高架橋は1901/1902年に建設されたというからというから驚きですよね。

さて、今回のレーティシェ鉄道の旅は私にとって10年振りのものでした。今回乗車した電車は新しく、座席も広々として綺麗で、ファミリー車には滑り台もあり子連れ電車旅には有難いなと思いました。

スイス旅行には欠かせない「レーティシェ鉄道の旅」。美しいの景色が楽しめるこれからの夏シーズンも是非楽しんでください。

<参考サイト>

レーティシェ鉄道公式サイト

https://www.rhb.ch/de/home (独)

https://www.rhb.ch/jp/home (日)

<アクセス>

所要時間: チューリッヒ中央駅(Zürich HB)からから電車で約3時間20分

チューリッヒ中央駅からクール(Chur)方面行きの電車に乗車しクール駅下車。サンモリッツ(St. Moritz)行きに乗り換え、サンモリッツで下車。

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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