ルツェルン湖クルーズは歴史ある蒸気船で
以前、ルツェルン湖(Vierwaldstättersee)の新生「ディアマント号 (Diamant)号」をご紹介しましたが、今回は歴史ある蒸気船クルージングに行って来ました。
ディアマント号 (Diamant)号についてはこちらをご覧ください。
さて、ルツェルン湖には5つの蒸気船があります。
・Uri (1901年)
・Unterwalden(1902年)
・Schiller (1906年)
・Gallia (1913年)
・Stadt Luzern (1928年)
夏のハイシーズン中は1日に何便か蒸気船が出航しますが、春・秋シーズンには便数が減り、冬シーズンの間は蒸気船クルージングは春が来るまでお休みとなります。
私達はスイス交通博物館(Verkehrshaus der Schweiz)前の駐車場に車を止め、船乗り場「フェルケールスハウス・リド(Verkehrshaus-Lido)」からウーリ州(Uri)のフリェレン(Flüelen)に向かう「ルツェルン湖長時間クルーズ(Grand Lake Cruise)」を楽しみました。
このコースには年中観光客や登山者で賑わうリギ山(Rigi)観光拠点地のヴェギス(Weggis)やフィッツナウ(Vitznau) 、気軽にハイキングを楽しめるクレーヴェンアルプ(Klewenalp)拠点地のベッケンリート(Beckenried)、ゼーリスベルク(Seelisberg)拠点地のトライプ(Treib)があり、ハイキングとクルージングをセットで楽しむ方がよく利用しています。
この日は天気にも恵まれ、ルツェルン湖と湖畔の景色がとても美しく、優雅な時間を過ごすことが出来ました。
長時間クルーズは子連れだからどうだろう?と不安になる方もいるかもしれませんが、船上で子供用の絵本が置かれたスペースで本を読んだり、蒸気船ならではの汽笛の音を楽しんだり、外輪が回転する様子を見たりすることも出来ます。船に飽きたら、途中下船して湖畔の公園で遊ぶのもいいでしょう。
中央スイスを観光される際には、新クルーズ船ディアマント号と昔ながらの蒸気船のルツェルン湖クルージングを旅プランに入れてみてはいかがでしょうか?
≪お問い合わせ ≫
湖船会社:フィアヴァルトシュテッテ湖汽船会社 Schifffahrtsgesellschaft des Vierwaldstaettersees (SGV)
ルツェルン観光案内所
Luzern Tourismus AG
Zentralstrasse 5
6002 Luzern
Tel. +41 41 227 17 17
Fax +41 41 227 17 20
luzern@luzern.com
<アクセス>
ルツェルン駅前にある船乗り場「ルツェルン・バーンホフケー(Luzern Bahnhofquai)」からクルーズ船に乗船できます。
写真撮影日:2018年6月28日
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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